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阿波市地域包括支援センターです

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徳島県阿波市

高齢者の生活を支える仕組みづくり~生活支援体制整備事業~

■~高齢者の暮らしを支える~
令和5年3月末時点で、阿波市の高齢化率は38・2%であり、3人に1人以上が65歳以上の高齢者となっています。今後は総人口が減少し、令和8年には75歳以上の後期高齢者人口がピークを迎え、高齢者の1人暮らしや高齢世帯も年々増加する見込みです。
高齢者の方が住み慣れた地域で長く暮らすためには、生きがいを持って元気に生活し、また社会の中で人とつながり、活躍する場所があることなどが大切です。
平成30年度から「生活支援体制整備事業」を開始し、介護保険などの公的サービスでは対応が難しいことなどを、公的サービス以外のインフォーマルサービスで支え合える仕組みや取り組みなどについて検討しています。年に数回、高齢者の暮らしでの困りごとや様々な意見を出し合い、相談する場を設けて事業を進めています。
この事業では、地域にある社会資源や高齢者を結びつけて暮らしを支える仕組みを創出するなど、元気でいきいきと暮らす高齢者や社会の中で活躍する高齢者が増えるように取り組んでいます。
シルバー人材センターに依頼するほどではないが、介護保険では対応できないごみ出しや電球交換などの簡単な作業を、ボランティア登録者に依頼し支え合う仕組みとして「ちょこっとサポート」が考えられました。

■「ちょこっとサポート」とは
高齢者の方の生活の中でのちょっとした困りごとを地域で支える仕組みです。
▽利用できる方
市内在住の1人暮らしまたは高齢世帯の方(高齢世帯は、世帯員全員が65歳以上の世帯)
▽利用できる内容(ちょっとした困りごと)
ごみ出し・掃除・電球交換・入院中の洗濯・精米・話し相手など30分程度で行えること

■地域での支え手(ちょこっとサポート提供者)のボランティアを募集しています。
このサービスを円滑に提供するためには、サービスを行う方のご協力が不可欠となります。サービスの提供については、利用対象者から要望があった時に、随時対象者宅へ出向きます。
ボランティア活動に関心のある方は、地域包括支援センターまでお問い合わせください。

▽生活支援体制整備事業での今年度の実施内容
・高齢者が通信技術を利活用できる地域の創出(新規)
高齢者が集まる場で、介護予防サポーターおよび高校生がボランティアとして参加し、相互の交流を通して、デマンド型乗合交通の予約方法を学ぶスマートフォン教室の開催。(スマホの操作方法に慣れる機会とする)
・高齢者の集まる場での防災講座の開催
・ちょこっとサポートの周知とボランティア募集
・高齢者地域課題の把握と小地域交流サロンの継続支援

◆阿波市在宅医療・介護連携推進事業
9月3日(日)、アエルワで市民公開講座映画会を開催し、約240名の方にご参加いただきました。参加者からは、「在宅医療や看取りについて考えるきっかけとなった」との意見をいただきました。
また、阿波・吉野川支部薬剤師会によるお薬相談会では、多数の方の相談がありました。

◆阿波市介護予防普及啓発事業
市民公開講座と同時開催で、アエルワの市民交流スペースにて、フレイル予防パネル展示・楽しい脳トレ体操コーナー・介護や認知症相談コーナーを設け、介護予防の普及啓発を行いました。

問合せ:阿波市地域包括支援センター
【電話】0883-36-6543【FAX】0883-26-6054

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