神社仏閣や楼門(ろうもん)などに貼られた千社札を見たことがあると思います。千社札はお参りした記念に参拝者が貼るもので、江戸時代に始まったものです。
多くは純粋な信仰によるものですが、近年、規格を大きく逸脱したものが目立つようになってきました。また、なかなか剝がすことが困難で文化財のき損などに繋がってしまいます。
そこで現在、注意喚起の看板を設置しています。文化財は先人が培ってきた貴重な技術や文化を現在に伝えているものです。史跡や重要文化財などに指定された文化財への千社札の貼り付けについては、文化財保護法に抵触しますのでご注意ください。
問い合わせ先:久万高原町教育委員会
【電話】21-0139
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