教育Newsでは、伊方町教育委員会の取組や情報、各学校の紹介や教育関係行事等をお知らせします。
■長い間、ありがとうございました。
令和5年度に伊方町の小中学校で、4人の教職員が退職されました。
・九町小学校 山本義博校長…伊方町11校
・三机小学校 井上初美教諭…伊方町9校
・三机小学校 河野仁志教諭…伊方町7校
・伊方中学校 宮本敬司教諭…伊方町2校
4名の先生方には、愛媛県教育委員会から教職員報賞、伊方町教育委員会から伊方町教職員感謝状が贈られました。
4名の先生方、愛媛県教育及び伊方町の教育に30年以上の長きにわたりご尽力いただき、ありがとうございました。
■令和6年度 伊方町教育基本方針について
伊方町教育委員会は、『「ふるさと愛いっぱい」の人材(人財)が育つまちづくり』の実現を目指し、次の事項を令和6年度の基本方針として定め、学校・家庭・地域社会の連携協力のもと、伊方町の教育の充実に努めてまいります。
●1 社会総がかりで取り組む教育の推進
○学校、家庭、地域等の連携・協働
○就学前教育の充実
○開かれた学校づくり
●2 自信を育み、安心して学べる教育環境の整備
○安全・安心な教育環境の整備
○健康教育・防災教育・交通安全教育等の推進
●3 ふるさとを愛し、未来を切り拓くたくましい子どもたちの育成
○確かな学力の定着と向上
○グローバル教育の推進
○ICT教育の推進
○地域と協働したふるさと学習の推進
○豊かな人間性や健やかな体の育成
●4 夢を育む魅力ある学校づくり、活力があり働きがいのある学校づくり
○小規模校の教育活動の活性化と複式教育の充実
○キャリア教育の充実
○教職員の資質・能力の向上と働きがいのある職場づくり
●5 一人ひとりを見つめ大切にする教育の充実
○人権を尊重する教育の推進
○特別支援教育の充実
○いじめの根絶と児童生徒の健全育成
○不登校支援
●6 生涯学習社会づくりの推進
○学び、伝え、共に創る生涯学習活動の推進
○公民館活動の活性化
○町立図書館活用や読書活動の推進
●7 文化・芸術の振興と文化財の保存・活用による地域の活性化
○「佐田岬半島ミュージアム」の利用促進と文化の継承・活用・発信
○芸術活動の推進
●8 スポーツ振興による活力ある地域づくり
○スポーツ環境の整備と充実
○スポーツ活動の活性化
○スポーツ推進計画の周知
現在、伊方町の各小中学校では、小規模校の特色を生かし地域と協働するなど、特色ある教育が為され、様々な面で成果を上げております。しかし、人口減少による極小規模校化が様々な面で影響を与えてきており、同じように、生涯学習の分野においても、それは顕著になってきています。町の人口減少防止・抑制の対策は重要であり、教育についても最重要の課題であります。
そのためには、ふるさと愛いっぱいの子どもたちを育むこと、そして、教育の質の高さを示すことが大切であります。子どもたちの学力の高さ、体力・運動能力の高さ、心の豊かさ・健全育成。生涯学習環境の整備と活性化。教育に磨きをかけ、成果を上げることが大切であると考えます。また、学校再編も含めて、子どもたちにとってよりよい教育環境を整えることも重要です。
将来的には、教育で選ばれる町を目指していきます。
●伊方町教育の重点施策
○ふるさと教育の充実
・ふるさと教育カリキュラムの充実
・ふるさと教材の授業化
○人口減少や少子化による学校規模の縮小対応
・交流学習の充実
・ICT教育の推進
・負担軽減と活性化のための人材投入
○ICT教育の推進
・ICT教育推進校の設置
・各公民館でのタブレット教室の実施
・小学校のプログラミング教育の授業位置付け
・中学校のロボットコンテスト等の活用
○グローバルな視野を養う教育の推進
・学校における外国語活動の充実
・英語検定補助の拡充(小学校高学年、中学校対象)
・発達段階に応じた海外体験等(小学校北海道、中学校アメリカ、高等学校海外語学研修)
・保育所国際交流活動、小学校低学年や成人の英会話教室の拡充
●新規の主要事業としましては
○伊方町学校再編計画の推進
○部活動拠点校化
○小学校通級教室開設
○スクールバス購入事業
○小学校電子黒板購入事業
○高校生修学補助事業
○社会教育諸施設の修繕
などを計画しております。
学校再編につきましては、本年5月末から順次、伊方町学校再編計画について、再編校に該当する保護者・地域の皆様へ説明を行い、了承が得られれば再編準備委員会を立ち上げ、再編統合に向けての話し合いを進めていく予定です。
伊方町の関係各地域の皆様、保護者の皆様のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
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