■6月図書館カレンダー
▽利用案内
開館日時:火曜日~日曜日 午前9時30分~午後6時
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日のときはその翌日も)祝日、月末図書整理日、年末年始蔵書点検日
※町見公民館・瀬戸町民センター・三崎公民館で図書と雑誌の予約受取・返却ができます。
■新着図書
新しく購入した本は図書館ホームページからもご覧いただけます。
▽一般書
『グリフィスの傷』千早茜/著
『女の国会』新川帆立/著
『それは令和のことでした、』歌野晶午/著
『ここはすべての夜明けまえ』間宮改衣/著
『茶柱の立つところ』小林聡美/著
『おしごとそうだんセンター』ヨシタケシンスケ/著
『農機具屋が教える機械修理・メンテ術』松澤努/著
ほか
▽児童書
『とんとんももんちゃん』とよたかずひこ/さく・え
『ありえない』内田麟太郎/ぶん,クレーン謙/え
『なかよしかぜ』角野栄子/作,どいかや/絵
『トイレ野ようこさん』仙田学/作
『巨大地震のサバイバル』大木聖子/監修
『おもしろすぎる山図鑑』ひげ隊長/著
『ライフライン』ダン・ノット/著
ほか
■ピップスおはなし会のご案内~6月のおはなし会~
日時:15(土)午後1時30分~
場所:図書館 おはなしコーナー
対象:どなたでも参加できます
※今年度から第3土曜日に変更になりました
■「がんを身近に考える」巡回展示中です
期間:6月1日~6月30日まで
がんに関する情報の巡回展示を図書館展示コーナーで行っています。この展示は、がんに関する正しい情報の普及を目的として、国立がん研究センターが作成したものです。ぜひ手に取ってご覧ください。
■図書館長のススメ!
『八月の御所グラウンド』万城目学/著(文藝春秋)
読者の皆さん、読書を楽しんでいますか。能動的に読んでますか。
今月は先般、直木賞を受賞されたばかりの万城目学先生をおススメします。と、その前に・・・。職場でのちょっとしたエピソードを紹介します、ある日、私が司書のある問いに答えた(まんじょうめ先生やったかな)(・・・?!。マキメですよ)そうなんです。読み方を知らなかったのです。はははっ。
さて、マキメ先生の推奨作品は「八月の御所グラウンド」です。二つの短編2編となっています。ここ最近短編集が多いですが。
「十二月の都大路上下ル」何とも京都的で素敵なタイトルの付け方が秀逸ですね。駅伝だけに『駆ける』と住所の『上下ル』をかける。山田君!ザブトン何枚でしょうか。
主人公「坂東」は京都の高校陸上部に在籍する1年生。先輩の不調に伴い、全国高校駅伝大会で代走することに。
だが、彼女は類稀な方向音痴。他校のライバル「荒垣」さんと歴史的な集団との遭遇!のお陰で良い成績を残すことに。凄く読み応えがあります。
「八月の御所グラウンド」主人公「朽木」は大学4年生。同い年の「多聞」は同い年だが、バイトに精を出しすぎたために留年組に。だが、仕事が内定したため卒業しなければならず。教授に相談すると、野球大会で優勝すれば卒論の材料を提供してくれるとの事。成績は順調で勝ち進んでいくのですが、沢村栄治こと沢村栄一率いる助っ人たち3人が現れます。これがまた、京都にありそうな現象。果たして結果は。
この本をお勧めするのは、二編ともスポーツに関する内容で、京都が舞台の小説ですが、万城目先生の京都愛を十分に楽しめる内容だからです。
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