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The Strawberry Schooner

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愛媛県伊方町

■ジョンソン アンドリュー・ブレイディ
スティンクバグ大群
英語でカメムシはStinkbug臭い虫という意味

先日、伊方スポーツセンターにトレーニングに行きました。男子更衣室近くの窓からは伊方中学校のグラウンドが見渡せます。その夜、生徒たちは夕方まで野球の練習をしており、グラウンドの照明もそれに応じて明るくなっていました。電球の周りには何百匹、いや何千匹ものカメムシが群がっていました。
気候温暖化により、2024年には日本でカメムシが記録的な数になると聞きました。カメムシはアルデヒド(カメムシの臭いに辛味を与える)とエステル(カメムシの臭いにほのかな甘みを与える)の悪臭を放つため、もちろん多くの人にとっては迷惑な昆虫です。
そして家の中でこれらの臭い生物を見つけるという不便さ以上に、さらに大きなリスクがあります。日本の気候が温暖化するにつれて、より高緯度での果実栽培が増えてきます。果樹栽培が北上するにつれて、カメムシの個体数も増加します。特にラズベリーや洋ナシのような果皮の柔らかい果実にはカメムシによる被害のリスクが高まります。実際、ヨーロッパの葡萄農家はすでに、カメムシによる葡萄への被害が増加すれば、ワインの収穫量や品質に悪影響を及ぼす可能性があると懸念を表しています。
それでも、カメムシへの人間の反発があまり深刻にならないことを願っています。小学生の頃、私は虫を集めて分類するのが大好きでした。すべての生命体には生態学的な目的があり、単純に「良い」とか「悪い」とか分類できることはほとんどないと信じています。結局のところ、私たちにとっては病的な腐敗臭であっても、カメムシ自身にとっては愛の標識であり、交尾相手を確保するのに不可欠なフェロモンを含んでいます。
だからそんなにたくさんのカメムシが野球場にいたのではないでしょうか?

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