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愛媛県内子町

■健康と生活をつなぐための備えを 防災をテーマに「健康まつり」を開催
「健康まつり2024」が9月7日、共生館で開かれました。まず「高池健康づくり優良者表彰式」が行われ、自治会の推薦を受けた10人に表彰状が贈られました。受賞者を代表して成田忠史(ただし)さん(84)が「皆さんに支えられて今がある。受賞を励みに、地域に恩返しをしたい」と謝辞を述べました。
続く講演では日本赤十字社愛媛県支部の門屋純一(じゅんいち)さんが「災害への備え」と題して登壇。「被害を少しでも小さく。地域を知り、日頃のお付き合いを大切に。非常食は栄養バランスも考えて」と、備えの大切さを呼びかけました。
他にもポリ袋を使った炊飯体験、防災グッズ展示なども実施。参加者は災害から命と健康を守るための備えを学びました。

■四半世紀続く「内子座文楽」人形浄瑠璃の世界を味わう2日間
「内子座文楽第25回公演」が8月24・25の両日、内子座で開かれました。
保存修理を控える同館の今年度最終公演に、延べ1350人が来場しました。初日の鏡開きに続く舞台で、家屋の新築を祝う「寿柱立万歳(ことぶきはしらだてまんざい)」、愛する人を思う娘とその父の心情を描いた「摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)―合邦住家(がっぽうすみか)の段」の演目を披露。西予市出身の人形遣いで人間国宝の吉田和生(かずお)さん、太夫の豊竹若太夫(わかたゆう)さん、三味線弾きの鶴澤清介(せいすけ)さんらの熱演で会場を沸かせました。
また公演に併せて、新企画「夜まち歩き」を24日、本町通り商店街などで行いました。内子座文楽出演者によるミニ公演の他に、福を招くとされる「三番叟(さんばそう)まわし」を阿波木偶(あわでこ)箱まわし保存会が披露。人形浄瑠璃関連展示などもあり、夜の町並みが昔懐かしい情緒と賑わいにあふれました。

■道路美化に努めた24年の歩み 小田分校に国土交通大臣感謝状
長年の道路美化活動への貢献をたたえて、内子高校小田分校に国土交通省から感謝状が贈られ、伝達式が8月27日、大洲土木事務所で行われました。
同校は平成12年から生徒会・家庭クラブを中心に、交通安全の啓発と道路清掃を実施。校外学習時のごみ拾い、国道沿いで花の植栽なども続けています。家庭クラブ会長の福岡天翔(やまと)さんは「学校に根付く活動。小さなことの継続が大事」と話し、生徒会長の源田大空(そら)さんは「続けてきた先輩たちのおかげ。いい伝統を残したい」とほほ笑みました。

■館内に眠るモノと歴史を再発見「内子座かたづけタイ」始動
内子座の保存修理工事に向けた清掃作業が9月7日に行われ、住民や大学生ら43人が参加しました。
内子座は工事を前に2日から休館。まず愛媛大学社会共創学部准教授の井口梓(あずさ)さんが「休館中は施設の歴史に触れ、価値を再発見するチャンス。みんなで文化財を守る、という意思を行動で示そう」と活動の意義を説明。参加者は館内に眠る大量の火鉢や幟(のぼり)などの搬出に汗を流し、「多くの人が手入れをしてきた歴史を感じる」「地域の大切な財産をきれいにできてうれしい」と話しました。

■磨いた発音、構成、表現力 中学生が英語で思いを語る弁論大会
「第22回内子町中学校英語弁論大会」(内子町教育委員会、(公財)内子町国際交流協会主催)が9月27日、共生館で開かれました。町内4校から9人が出場し、ふるさとへの思いや将来の夢などをテーマに熱弁しました。審査員長の愛媛大学准教授・三浦優生(ゆい)さんは「完成度が高く驚き。事実と意見、体験を述べる構成もよく、心に響いた」と講評しました。

※上位入賞者と弁論タイトルについては本紙をご覧ください。

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