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うちこ往来

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愛媛県内子町

■名月と行灯の明かりに照らされて――秋の風情を楽しむ「八日市町並観月会」
「八日市町並観月会」(同実行委員会主催、芳我明彦(あきひこ)実行委員長)が9月16・17の両日、町並み保存地区で開かれました。中秋の名月に合わせて毎年開かれている催しで、今回は2日間で延べ約3,000人が訪れました。初めは雲に覆われていた月が次第に顔をのぞかせ、家々の軒先に吊るされた行灯が通りを照らす中、各所で手漉き和紙の作品展や琴の演奏、投句などを実施。高昌寺では「お月見茶房」が開かれた他、昨年に続いて各店舗で月見団子も販売されました。また上芳我邸では戸村葉代(のぶよ)さんと早谷実紗(みさ)さんによる楊琴と二胡の演奏会「中秋月圓」が行われ、風情あふれる夜に花を添えます。16日には翠月流の皆さんがはぜとり唄と踊りを披露し、訪れた人々を楽しませていました。
芳我さんは「40年近く続く秋の恒例行事。昔はなかった新しい試みもだんだん増えてきた。形は変わっても、静かに月を楽しむという目的はずっと変わらない。静かな雰囲気で非日常感を味わえるこの伝統を、これからも守っていきたい」と思いを語りました。

■プロの技術とチャレンジ精神を伝授 小学生が一輪車の体験授業
石畳小・立川小合同の「一輪車講習会」((公財)日本教育公務員弘済会主催)が10月4日、石畳小学校で開かれました。両校の児童は、講師で国際大会の優勝経験もある鈴木奈菜(なな)さんと吉松涼花(りょうか)さんから「姿勢を良くして」とコツを教わり、ジグザグ走行やターンなどの技に挑戦しました。鈴木さんは「失敗は恥ずかしくない。一輪車もそれ以外も、たくさん挑戦して」と呼びかけました。

■秋の実りを炊き立てで召し上がれ 旧御祓小学校で「新米収穫祭」を初開催
「第1回みそぎの里新米収穫祭」が10月5日、みそぎの里で開かれました。会場では御祓地区で収穫された新米の炊き立てご飯を提供。町内外から出店した20ブースでは、漬物やキーマカレーなどご飯に合うおかずも販売され、来場した約150人は秋の味覚を楽しみました。主催したみそぎの里運営協議会の黒岩健介(けんすけ)さんは「秋の恒例行事にして、長く続けていきたい」と笑顔でした。

■四国で稽古に励む少年少女143人が集結 小学生相撲クラブ大会を内子で実施
「第5回四国小学生相撲クラブ選手権大会」(南予相撲クラブ協議会主催)が10月6日、知清河原・内子町相撲道場で開かれました。四国4県から18団体が参加し、力士たちが熱のこもった取組を見せました。内子相撲協会クラブからは団体戦に3チームが出場し、低学年の部でAチームが見事準優勝。個人戦では大野さちさん(1・2年女子の部)が3位入賞するなど活躍を見せました。

■秋空の下で森の魅力を満喫 林業まつりを小田で開催
「第22回内子町森林組合林業まつり」が10月6日、文化交流センタースバル周辺で開かれました。山林の整備・管理について相談できる「森づくり相談所」や、チェーンソーの無料点検など、山に携わる人に向けたブースが充実。他にも道の駅せせらぎでは調理家電など景品が用意された輪投げコーナー、丸太切り体験、手作りカレー販売もあり、家族連れの長い列ができていました。

■地元で働く魅力を発見 中学生が仕事を体験する5日間
「愛媛ジョブチャレンジU(アンダー)-15事業」が10月7~11の5日間、町内外の55事業所で行われました。町内の中学2年生119人が参加し、仕事を体験。職場でのコミュニケーションなどを通して働くことへの理解を深めました。くるみ保育園で活動した寺谷凛音(りおん)さん(五十崎中)は「昼寝の時間も先生たちは仕事がいっぱい。子どもたちと触れ合う楽しさも、大変さも感じた」と振り返りました。

■県内で活躍する役者が演じた迫力の舞台 大正15年創建の芝居小屋で演劇公演
俳優・岩渕敏司(としじ)さんと森田祐吏(ゆうり)さんによる演劇ユニット「イワントモリ」の公演が10月12・13の両日、旭館で開かれました。2人は福井県の高校演劇部が制作した演目「明日のハナコ」を上演。女子高生役を熱演し、舞台を囲む客席へ向けて力強い声を響かせました。終演後のトークでは同館館長の山内大輔(だいすけ)さんらをゲストに迎え、公演の裏話などを交えて芝居の楽しさを伝えました。

「うちこ往来」は身近な町の情報を伝えるコーナーです。皆さんからの情報をお待ちしています。

問合せ:総務課 広報・広聴係
【電話】0893-44-6151

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