文字サイズ
自治体の皆さまへ

NEWS and NEWS まちのニュース

4/37

愛媛県内子町

■心を一つに奏でた木管三重奏 内子中が四国大会で金賞を受賞
「第47回全日本アンサンブルコンテスト四国支部大会」が2月4日、松山市民会館で開かれ、学生や一般など4部門に47チームが参加しました。内子中学校吹奏楽部からは武岡樹里(じゅり)さん、弦田彩那(あやな)さん、池本美歩(みほ)さんが、フルート・アルトサックス・クラリネットの木管三重奏で出場。中学生の部で22校中、上位8チームに贈られる金賞を受賞しました。
演奏した曲は『見えない鳥たち』。リズムが特徴的で、指使いや息を合わせるのが難しい曲だそうです。3人は「互いの音を聞いてアドバイスし合いながら、何度も練習した」と振り返ります。
同部副部長の弦田さんは「全国大会に出場できる2枠には入れなかったけれど、今までで一番いい演奏ができた。指導してくれた先生、応援してくれた仲間に感謝でいっぱい」と喜びを語りました。

■被災地へ届けたい、復興への願い 内子中の生徒が町へ義援金を寄託
令和6年能登半島地震の復興の力になりたいと、内子中学校のエコ委員の納堂大空(そら)さんと土居沙綾(さあや)さんが2月28日、内子分庁を訪れて義援金7610円を小野植正久(まさひさ)町長へ手渡しました。義援金は日本赤十字社を通じて被災地へ送られます。
同校ではアルミ缶回収などを全校生徒に呼びかけ、収益金をボランティア活動などに使っています。エコ委員長の土居さんは「金額は多くないけれど、被災地の力になりたいと思った。少しでも早く元の生活に戻ってほしい」と思いを語りました。

■人を思いやれる世の中へ――「内子町人権・同和教育研究大会」
「内子町人権・同和教育研究大会」が3月2日、文化交流センタースバルで開かれました。
まず谷岡向日葵(ひまり)さん(大瀬中2年)が、全国中学生人権作文コンテスト愛媛県大会で優秀賞に輝いた作品を朗読しました。続く講演では高橋美江(みえ)さんが「わたしのヤングケアラー」と題して登壇。障がいを持つ両親を介護した幼少期の経験などを紹介し「あなたの大切な人も、口に出せない苦しさを隠しているかも。誰かの頑張りに気付ける優しい世の中になってほしい」と呼びかけました。

■新しい地域づくりの拠点が完成 柿原自治会館の落成式を挙行
新しい柿原自治会館がこのほど完成し、落成式が3月10日に開かれました。
柿原地区では昭和47年建築の柿原集会所を自治会館として利用してきました。今回、町が新築した自治会館は、木造平屋建てで延べ床面積189・52平方メートル。広間や和室、多目的トイレなどを備えます。式典では久保一雄(かずお)自治会長が「建設に関わった皆さんに感謝。今日の喜びを忘れず、地域づくりやコミュニケーションの拠点として活用したい」とあいさつ。集まった住民など約50人が完成を祝いました。

■芝居小屋の文化をつなぐために シンポジウム「内子座の明日」
6年秋から大規模改修が始まる内子座の未来を考える「内子座の明日」が3月10日に開かれました。
まず広島大学名誉教授の三浦正幸(まさゆき)さんが講演。「内子座の構造は木造の芝居小屋として進化発展の最終形で、郷土の誇り」と解説しました。続くシンポジウムでは慶應義塾大学大学院非常勤講師の徳永高志(たかし)さんの進行で、芸能や観光などの面から議論。登壇者の一人・愛媛大学社会共創学部副学部長の井口梓(あずさ)さんは「保存事業には新しい発見がある。若い世代もぜひ参加を」と呼びかけました。

■真心こめてお迎えする凧博物館「四国おもてなし感激大賞」で準大賞
観光客などにおもてなしで感動を与えた事業者を表彰する「四国おもてなし感激大賞2023」(四国観光協会連合)で、五十崎凧博物館が準大賞を受賞。表彰式が3月6日、松山市で行われました。
全国から寄せられた77件のエピソードから、大賞1件・準大賞3件を選出。同館での思い出を投稿した岡山県の女性は、受験を控えた孫に『合格』と書かれたミニ凧を買ったつもりが、誤って『令和』を購入。後日、交換をお願いすると、商品とともに合格を願う手書きの手紙が同封されていたそうです。「心温まるおもてなしに感動した」と感謝の気持ちがつづられていました。受賞に職員の皆さんは「今後も一期一会の出会いを大切に、心のこもった接客を続けたい」と喜びました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU