■初煮会andいもたきマルシェ
秋風とともに大洲の風物詩、いもたきの季節が到来し、9月1日(金)に初煮会が開催されました。今回は会場を肱南ピクニックランドに変更したほか、新しいスタイルのいもたきを提供しようと畳敷きの「TATAMIエリア」、イスとテーブルの「プチキャンプエリア」が設置されました。会場ではステージイベントも催され、とろける口当たりのサトイモに舌鼓を打つ多くの人で賑わいました。
また、9月30日(土)には大洲市青年農業者協議会が企画した「いもたきマルシェ」を開催。昨年度までは「観月会」として夜のみ実施されていましたが、夜のいもたきに参加しづらい子育て世代などの若い人たちにもいもたきを楽しんでもらおうと、昼と夜の2部構成で実施されました。昼はキッチンカーなどのマルシェ、夜はTATAMIエリアとプチキャンプエリアの設置といった大洲の新しいいもたきイベントを、老若男女が楽しんでいました。
■再生可能エネルギーについて考えよう
8月20日(日)、太陽光や風力といった再生可能エネルギーについて考えてもらおうと、「夏休み子ども科学教室」(主催…大洲環境とエネルギー研究会)が国立大洲青少年交流の家で開催されました。教室では太陽光を利用したソーラーカーの工作体験や、バイオマスについて学びながらの昼食づくりなどが行われ、市内外から多くの親子が集まっただけでなく、大洲高校の自然科学部もボランティアとして参加し、賑わいました。
■わがまちのヒーローを探そう
まちを支える「ヒーロー」を見つけ出してもらい、取材や発表をとおしてまちの魅力や課題、自分の未来について関心をもってもらおうと「まちづくりヒーロープレゼンコンテスト」(主催…ゆるサポ愛媛)が国立大洲青少年交流の家で8月20日(日)に開催されました。このコンテストには大洲高校からも2チームが参加し、それぞれが肱川の活用や肱南地区のまちづくりを進める人物を紹介するとともに、今後の自分の生き方について感じたことを審査員に伝えていました。
■移動式投光器が寄贈されました
9月5日(火)、日本赤十字社愛媛県支部より大洲赤十字奉仕団へ移動式投光器の寄贈があり、贈呈式が大洲市防災センターで行われました。同社では災害時や地域の防災訓練などに活用し、地域の自助・共助の意識を高め、地域防災力の向上を図ってもらおうと、毎年県内の奉仕団に対し、活動用資器材の寄贈を行っています。大洲赤十字奉仕団では多様化する災害に備えるため、寄贈された機材を有効に活用していきたいとのことです。
■大洲の梨で被害ナシ!特殊詐欺被害防止をPR
特殊詐欺の被害を防ぎたいと、9月9日(土)に大洲農業高校VYS部と大洲警察署が協力し、市内の商業施設で広報活動を行いました。生徒たちは大洲産のナシと啓発チラシを買い物客に手渡しながら、架空請求などの特殊詐欺について家族や警察に相談し被害に遭わないよう呼びかけました。大洲警察署管内では架空請求による詐欺が今年8月末までに3件、合わせて1,376万円の被害があったということです。
■ともに地産地消推進の取り組みを
9月21日(木)、大洲市と愛媛たいき農業協同組合(菊地秀明代表理事組合長)は、地産地消推進に関する連携協定を結びました。愛媛たいき農協とはこれまでも食育の一環として学校給食における地産地消の取り組みを強化し、主食用の米は100パーセント、野菜や果物は重量ベースで約70パーセントと地産地消率の高い水準を維持してきました。今後は新たに整備した低温倉庫などの活用による年間供給をはじめ、地産地消をより一層推進する取り組みを行っていきます。
■肱川あらしをもっと知ってもらいたい
肱川あらしが発生する時期に毎日発生予報を発信するなどのPR活動を行っている「肱川あらし予報会」のみなさんが、9月21日(木)に市役所を訪れました。2018年から21年の3年間に撮影した動画をまとめたDVDを市長に手渡し、「世界でも珍しい自然現象である肱川あらしを、市と協力して日本三大あらしの一つとして周知していきたい」と話しました。今後は長浜高校などとも連携し、活動を行っていくそうです。
■長浜港に大型クルーズ船あらわる
9月22日(金)の早朝、長浜港に国際クルーズ船「ナショナル・ジオグラフィック・レゾリューション」が姿を現しました。同船は全長が124mを超える総トン数12,786tのクルーズ船で、今回は欧米中心の乗客を乗せ、大洲・内子を観光するために寄港しました。港に降り立った100人を超す乗客たちは、観光バスに乗り換えて大洲の町並みなどを楽しみました。その後、豪華客船は次の港である鹿児島県の屋久島を目指して出港しました。
■手話言語をブルーライトで輝かせよう
9月23日(土)、「手話言語の国際デー」に合わせて、臥龍山荘のブルーライトアップを行いました。国連や世界ろう連盟のロゴの色でもある「世界平和」を表す青色で世界各地の施設をライトアップするもので、各国の手話言語を尊重し合い、世界中のきこえない・きこえにくい人ときこえる人が一つになることを願って各地で行われました。一夜限りの青く優しい光が臥龍山荘を照らし出し、肱川はその姿を静かに映していました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>