■地域の安全を守り続けて
大洲交通安全協会白滝支部長を務める森川純行(よしゆき)さんが、内閣府交通対策本部長から令和5年度交通安全功労者として表彰されました。
森川さんは昭和53年に白滝支部の役員に就任して以来40年以上にわたって、街頭指導やカーブミラーの整備など地域の安全を守る活動を続けており、その功績が認められての表彰となりました。森川さんは「事故防止と地域活性化のためにこれからもがんばりたい」と話していました。
■お城deコーラス 思い出できた
11月23日(木・祝)、大洲城天守閣で「お城deコーラス思ひ出事業」を開催しました。コロナ禍で各種行事や行動を制限された学生生活を送ってきた市内の中高生に記念となる思い出を増やし、ふるさとを愛する心を持ってほしいと開催した音楽会で、76人の生徒が大洲市民の歌「100年後僕らは…大洲より」などを合唱し、天守閣に歌声が響きました。橋本岳人山(がくじんざん)さんの尺八や歌手のかとうれい子さんの歌も披露され、参加者の心に大洲の思い出が刻まれた一日になりました。
■白滝るり姫まつり
白滝地区の伝統行事「るり姫まつり」が11月23日(木・祝)に開かれました。白滝地区の子供たち24人が戦国時代に滝に身を投げたるり姫などに扮(ふん)した稚児行列は、白滝公園内のるり姫親子観音像まで歩いて登り、最後に滝川に菊の花を投げ入れて、るり姫を供養しました。また、祭りでは長浜高校の生徒がボランティアとして出店や餅つきを手伝い会場を盛り上げていました。この稚児行列は1960年代から毎年行われているとのことです。
■伝統の技で自在に操る
11月23日(木・祝)、4年ぶりの文楽合同公演大会が肱川風の博物館で行われました。この大会は昭和34年から開催されており、今回で64回目となりました。
肱川町大谷地区の大谷文楽をはじめとする県内4つの文楽保存会がそれぞれの演目を披露しました。人形たちが命を吹き込まれたように動き表情を見せる様子に、訪れた観客たちは固唾(かたず)をのみ、演技が終わると大きな拍手を送っていました。
■秋晴れのもと開催大洲市駅伝大会
第15回大洲市駅伝大会を11月26日(日)に開催し、中学生の部を含む男子28チーム、女子8チームが出場しました。今回も工事などの影響で若宮堤防上の折り返しコースとなり、喜多小学校のグラウンドでは各区間の選手がたすきをつなぐたびに歓声が飛び交っていました。
(各部門の優勝チーム)
一般2部:平野美里会A
一般女子の部:ひまわりレディース
中学生男子の部:大洲南中学校A
中学生女子の部:大洲南中学校A
■街の安全をみんなで守ろう
年末年始に向けて街の安全を守ろうと、青色防犯パトロール活動の出発式が12月1日(金)に大洲警察署で行われました。出発式の後、たいき地区青色防犯パトロール隊連絡協議会の隊員が青色ランプを点けた車に一斉に乗り込み、参加した51台の車がそれぞれの地区のパトロールへと警察署を後にしました。たいき地区青色防犯パトロール隊は26団体が加盟し、県下でも有数の規模となっています。
■身近な問題として考えよう人権問題
12月4日(月)から10日(日)の第75回人権週間に先立ち、12月1日(金)、人権対策協議会大洲支部役員、人権擁護委員などが企業訪問と街頭啓発を行いました。
今年度は啓発活動重点目標として「『誰か』のことじゃない」を掲げており、いじめや虐待、性被害、障害のある人や性的マイノリティなどに対する差別や偏見、部落差別など社会に存在する全ての人権問題について「誰か」のことではなく私たち一人一人の問題として考え、行動してほしいと訴えかけていました。
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