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おおずニュース(1)

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愛媛県大洲市

■武田斐三郎を知っていますか?
大洲市出身で北海道函館市のシンボルである五稜郭(ごりょうかく)を設計した武田斐三郎(あやさぶろう)について、その功績を地元にも広く知ってもらおうと大洲・喜多経済研究会の篠崎守良(もりよし)代表幹事から生誕地を示すプレートが市に贈られることとなり、1月22日(月)に函館市の藤井寿夫(ひさお)教育長も同席して、市役所で贈呈式を行いました。篠崎さんは「出身地ながらその功績はあまり知られていない。その一助になれば」とし、藤井教育長は「これを機に大洲市と函館市の交流が盛んになって欲しい」と話しました。

■大洲の「ええモン」を全国へ
1月24日(水)、市内で製造または加工される商品や収穫される農林水産物のうち「大洲ええモンセレクション」として認定されたものを県内外で流通させようと、東京や大阪などからバイヤーを招いての個別商談会を市役所で行いました。
参加した市内10社の担当者がそれぞれ商品の特長の説明や試食・試飲などで大洲の「ええモン」を売り込み、現在も継続してバイヤーとの商談を行っています。

■文化財を活用した冬の観光コンテンツ体験会
海外からの旅行客に大洲で宿泊してもらうことを目的として、台湾の旅行関係者や県内観光事業者を招いたモニターツアーが、1月26日(金)、日本航空(株)の主催で開催されました。
観光列車「伊予灘ものがたり」で大洲を訪れた一行は大洲城へ向かい、太鼓とほら貝の音が響く中、入城お成りや高欄櫓(こうらんやぐら)でのおもてなしなどを体験しました。今後、専門家の意見を参考にした海外向け旅行商品の造成や販売が期待されます。

■大洲と学びの歴史を知る講演会
1月27日(土)、久米公民館で古学堂復活プロジェクト事業講演会が開催されました。伊予最古の図書館といわれる古学堂と関わりの深い先人である矢野玄道(はるみち)の生誕200年を記念して「学びの交流と幕末維新の政治運動―矢野玄道とその周辺から―」と題した講演が開かれ、訪れた約70人の地域住民や歴史愛好家たちは、国立歴史民俗博物館の天野真志(まさし)准教授の話に真剣に耳を傾けていました。

■私たちの健康は私たちの手で
食を通じて地域の健康づくり活動を進めている大洲市食生活改善推進協議会による「令和5年度健康食フェア」が2月2日(金)に総合福祉センターで開催されました。今回は「大洲産を使った健康食~健康寿命をのばそう、地産地消に努めよう~」をテーマに市内の各支部が今年度に研修などで学んだ知識を基にした献立を集め、バイキングを実施。参加者のみなさんは、大洲産の食材をふんだんに使ったレシピを確認しながら、そのおいしさに舌鼓を打っていました。

■人権擁護委員として活躍
昨年12月末をもって人権擁護委員を退任した中野伸一(しんいち)さんに対し法務大臣から感謝状が贈られ、2月2日(金)に松山地方法務局大洲支局で、同支局の福岡支局長から伝達されました。
中野さんは平成30年1月から2期6年にわたり、菅田・大川地区の人権擁護委員として相談者の心に寄り添ったきめ細かな支援や地域の人権課題の解決に尽力しました。

■人権が尊重されるまちづくりを
市内各地で実践された人権教育の成果を互いに学び合うことを目的に、令和5年度大洲市人権・同和教育研究大会を2月9日(金)、国立大洲青少年交流の家で開催しました。
開会行事の後、各分科会に分かれて実践報告とそれに対する研究協議を実施し、参加者からはさまざまな意見や質問が飛び交いました。
午後からは日本LGBT協会代表理事の清水展人(ひろと)さんの講演を行い、性同一性障害と向き合った自身の経験に基づいた講話に多くの人が聞き入っていました。

■高校生が市役所の仕事を体験
2月7日(水)~9日(金)の3日間、大洲高校商業科の2年生4人が市役所でインターンシップを行い、3日目の2月9日には、広報広聴係に同行して大洲市人権・同和教育研究大会の取材を体験しました。
一眼カメラでの撮影や参加者へのインタビューなど初めての経験に戸惑いながらも、しっかりと取材を行っていました。市役所に戻って「広報おおず」の記事づくりを体験し、生徒の一人は「難しかったけど、出来上がった記事をほめてもらえてうれしかった」と笑顔を見せてくれました。

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