自分の健康に責任を持ち、軽度な不調は自分で手当てをすることを「セルフメディケーション」と言います。体調がすぐれないときは、薬局で薬剤師に相談してOTC医薬品(市販薬)で対処するか、医療機関で対処するかなどを判断しましょう。医療機関を適正に受診することで、医療費の節約につながります。
▼医療費節約7つのポイント
(1)かかりつけ医を決める
病状や病歴、体質などを踏まえた診療などを受けられます。専門の医療機関を紹介する必要がある場合も、かかりつけ医の紹介状を持参すると、選定療養費の支払いが不要になります。
(2)平日の診療時間内に受診する
夜間や休日は緊急性の高い患者のための診療時間で、医療費が割高に設定されています。
(3)重複受診(病院のかけもち)は避ける
同じ病気で複数の医療機関を受診すると、受診する度に余分に初診料などがかかります。
(4)ジェネリック医薬品(後発医薬品)を利用する
開発コストがかからない分、新薬より低価格です。効き目や安全性に違いはありません。
(5)かかりつけ薬局・薬剤師を決める
服薬情報を一括管理でき、薬の重複や飲み合わせなどについての助言が受けられます。お薬手帳はいつでも持ち歩くようにしましょう。
(6)薬の用法・用量、タイミングを正しく守って内服する
多くの薬を併用することで副作用などの有害事象を引き起こすことを「ポリファーマシー」と言います。正しく服用できないと症状悪化や、さらに薬が増える恐れがあります。薬の種類が多い場合は、医師・薬剤師に相談しましょう。
(7)リフィル処方箋を活用する
医師が認めた場合には、同じ処方箋(リフィル処方箋)で最大3回まで医師の診察なしで薬を受け取れます。
問合せ:国保課
【電話】65-1219
<この記事についてアンケートにご協力ください。>