■歯を見せて 笑える今を 未来にも
~6月4日から6月10日までは歯と口の健康週間~
◆歯と口の役割、知っていますか?
口は「食べる機能」「会話してコミュニケーションをとる機能」などを持っています。食べるためには、歯で食べ物をかみ砕き、飲み込むことが必要です。会話をするときには、口は発音や表情をつくります。
歯と口の機能が失われると、食べることや会話することができなくなってしまいます。
◆大人の口の健康は歯周病予防から
歯を失う主な原因は、歯周病とむし歯です。愛媛県県民調査結果(R4)では、40歳代では約4割、50歳代以降では半数以上に「進行した歯周病」があります。
歯周病は、歯の周りの歯肉に炎症を起こし、最後には歯が抜け落ちてしまいます。
歯周病を予防して8020(80歳で20本の歯)で歯や口の機能を保ちましょう!
◆かかりつけ歯科医は強い味方!
定期的に歯やお口のチェックを行うことは、歯周病やむし歯の早期発見・早期治療につながります。かかりつけ歯科でブラッシング指導や口腔内の清掃をしてもらうことで、お口の健康が保たれます。
かかりつけ歯科医がない人は、成人歯周病検診(30~74歳)、後期高齢者歯科口腔健診(75歳以上)を受けましょう。
愛媛県県民調査結果(R4)
問合せ:保健センター
【電話】35-1070
■よくかんで食べていますか?
☆よくかむことの8大効果!合言葉は「ひみこのはがい~ぜ」☆
よくかむことには、たくさんの効果があります!
「ひ」
肥満予防:食べすぎを防ぐことができます。
「み」
味覚の発達:食べ物の味がよくわかります。
「こ」
言葉の発音がはっきり:口の周りの筋肉をよく使うので、言葉をはっきり発音できます。
「の」
脳の発達:脳の細胞を活性化させます。
「は」
歯の病気を防ぐ:唾液が分泌され、お口の中をきれいにしてくれます。
「が」
がん予防:唾液の中の酵素が、発がん物質の発がん性を抑えます。
「い」
胃腸の働きを促進:消化酵素が分泌され、消化を助けます。
「~」
「ぜ」
全身の体力向上と全力投球:心身が健康になり、全力投球できます。
6月は食育月間です。
「よくかんで食べる」ことを意識して食事を楽しみましょう!
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