■決算って?
4月1日から翌年3月31日までの1年間でどのような収入があり、どのように使ったか(支出)を明らかにするものです。
◆歳入決算額 561.4億円
◆歳出決算額 551.0億円
◆令和5年度の歳入歳出の結果は?
形式収支から翌年度の繰越財源(翌年度に繰り越す事業の実施に必要な財源)を差し引くと、9.5億円の黒字(実質収支)
■新居浜家(市)の台所事情についてお知らせします
本市の人口を1万分の1のスケールに置き換え、家計簿に例えて本市の台所事情を確認します。
「一緒にひもといていこう!」
◆新居浜家(市)の家計簿
収入の大半を占める給料(市税など)は341万円で、親からの援助(国県支出金)が、149万円です。
前年度に残ったお金(繰越金)が12万円ありましたが、貯金を11万円取り崩した(繰入金)ほか、48万円の借り入れ(市債)をした結果、561万円の収入となりました。
これらの収入のうち、医療費や教育費(扶助費)に127万円、ローンの返済(公債費)に48万円、食費(人件費)に82万円、光熱水費・通信費など(物件費)に70万円、増改築(普通建設事業費など)や保険料(補助費など)などで224万円を使った結果、支出の総額は551万円となりました。
この結果、家計簿は10万円の黒字になっています。
■令和5年度の主な実施事業
歳出決算額の約4割を占める民生費では、小学生から高校生などまでの医療費を無償化する子ども医療助成費(3億7,399万円)や、障がい児の通所および相談支援などに係る給付費として、障がい児通所支援事業費(7億8,979万円)などを支出しました。
また物価高騰による給食の食材購入費の助成として、保育所等給食支援事業費(572万円)、教育費として学校給食支援事業費(5,151万円)を支出しました。
▽教育費 学校給食センター建設事業
24億5,927万円
王子町に、西部学校給食センターを建設。
▽衛生費 高効率照明整備事業
1億4,303万円
市内照明灯(1,003灯)のLED化を実施。
▽土木費 公営住宅建替推進事業
3億5,329万円
東田市営住宅(2号棟)を建設。
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