■昨年度と比べるとどうだったの?
昨年度と比較して、歳入総額は5.4%の増、歳出総額は5.6%の増となり、歳入歳出ともに昨年度の決算額を上回りました。
◆歳入・歳出決算額
歳入決算額は、28億8,048万4千円増加しています。これを市民一人当たりの収入額にすると31,188円の増です。
主な増加の要因は、固定資産税(償却資産)の増収や西部学校給食センターの建設に伴い、国庫支出金や市債が増加したためです。
歳出決算額は、29億2,979万6千円増加しています。これを市民一人当たりの支出額にすると、31,504円の増です。
主な増加の要因は、学校給食センターの建設により教育費が増加したためです。
歳入では、市税の割合が最も大きく36.7%を占め、次いで国庫支出金19.9%、地方交付税10.5%の順となっています。
歳出では、民生費の割合が最も大きく41.9%を占め、次いで教育費13.1%、総務費10.5%の順となっています。
◆市債残高(借金)
市債残高は、2億8,374万9千円増加しています。これを市民一人当たりの支出額にすると8,209円の増となり、一人当たりの借金額は464,355円となっています。
◆財政調整基金残高(貯金)
財政調整基金残高は、2億2,126万1千円増加しています。これを市民一人当たりの支出額にすると2,101円の増となり、一人当たりの貯金額は、14,170円となっています。
▽POINT!
市債は、資金調達の手段ではありますが、財政負担の平準化を行うとともに、現在世代と将来世代の負担を公平に保つ機能を有しています。
財政調整基金は、災害や社会情勢の変動などの不測の事態に対応するために行っている貯金です。
問合せ:財政課
【電話】65-1220
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