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愛媛県松野町

◆子どもたちに積み木をプレゼント(令和5年11月1日更新)
松野町は「森の国」と呼ばれているように、豊かな森林資源を有する町です。その「森の恵み・木の温かみ」に幼い頃から親しんでもらおうと、町内産のスギやヒノキを材料にしたオリジナルの積み木を作製し、小学校に上がるまでの子どもたちにプレゼントさせていただきました。
近年、全国的に森林の荒廃が進んでいて、洪水や土砂災害を引き起こす原因となったり、生態系のバランスが崩れて鳥獣被害が増加したり、また地球レベルでは温暖化による異常気象の頻発にもつながっています。このため、国が森林環境税という新しい課税制度を創設し、1人年額1,000円を徴収し、国から地方自治体に森林環境譲与税として配分されることとなりました。松野町でもこれを財源として、森林の整備や担い手の確保など、緑を守り育てるプロジェクトに積極的に取り組んでいますが、その森林環境譲与税の一部を使って今年度から開始したのが、この積み木をプレゼントする事業です。
積み木は、約25cm角のヒノキ材の箱の中に、いろいろな形のスギ材の積み木が約100個入っていて、町内の対象者全員分の180セットを作製しています。10月22日には、申し込みのあった子どもたち約30人とその保護者の皆さんにご出席いただき、贈呈式を行いました。私から、「大事に使ってね。」と声をかけながら一人ずつ積み木を手渡すと、キラキラした笑顔で受け取り、さっそく役場ロビーの一角にあるキッズコーナーに積み木を広げて、楽しそうに遊んでくれました。
これから、対象のご家庭に順番にお渡ししていきますので、ご希望があれば担当の農林振興課までご連絡ください。
松野町では、この積み木プレゼントと連動して、小中学校の机や椅子を木製にしたり、保育園で木製玩具を購入したりするなど、子どもたちが森林や林業に対する理解を深める「木育」を推進しています。これらの取り組みが、いつの日にか、ふる里松野町の森を守る人材の育成につながることを期待しています

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