文字サイズ
自治体の皆さまへ

広見川水系水質検査結果

17/22

愛媛県松野町

採水日:令和5年11月15日

※生活環境の保全に関する環境基準(環境省)「河川:類型A」((1)~(5)該当:水道2級、水産1級、水浴が出来るもの)を基準値に設定しています。
水道2級:沈殿ろ過等による通常の浄水操作を行うもの
水産1級:ヤマメ・イワナ等貧腐水性水域(河川上流部)の水産生物用

◎「みんなの川です、川を汚さないようにしましょう!」

(1)水素イオン濃度(PH)
酸性、アルカリ性を示す指標で、「7」は中性、「7」を超えるとアルカリ性、「7」未満では酸性を示します。
水温によって変動し、極端なアルカリ性化、酸性化は河川に生息する水生生物等に悪影響を及ぼします。
(2)浮遊物質量(SS)
溶けないで水中に浮遊している粒径2mm以下の物質の量で、数値が高いほど水が濁っている状態です。
浮遊物質が多いとヘドロ等がたまったり、魚介類に悪影響を及ぼします。
(3)生物化学的酸素要求量(BOD)
水中にある有機物を、好気性微生物が分解するときに消費する溶存酸素の量です。
河川の汚濁の度合いを示す代表的な指標で、この数値が大きいほど川が汚れていることになります。
(4)溶存酸素量(DO)
水中に溶解している酸素の量のことで、濃度が低下すると好気性微生物の活動が抑制され水域の浄化作用が低下します。
酸素の無い川や少ない川では、悪臭が発生し、魚介類は生存できなくなります。
(5)大腸菌数
特定酵素基質培地法によって判定された好気性または通性嫌気性の細菌のことをいいます。
ヒトや動物の腸管内に常在し、ヒトの糞便中の大腸菌群の90%以上を占めています。
(6)過マンガン酸カリウム消費量(KMnO4消費量)
被酸化性物質である有機物等(一部無機質も含む)によって消費されるの過マンガン酸カリウム消費量のことで、有機物等が多いと数値が高くなります。(水道水質基準値は10mg/ℓ、快適水質目標値は3mg/ℓ)
(7)濁度
水の濁りの程度を数値で表したものです。
一般的に河川の上流部では1~10度で、下流に行くに従って50~90度程度になります。(水道水質基準値は2度以下)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU