みんなの人権

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～デザインの力で明るい未来を～
松山南高校砥部分校

成人年齢が18歳に引き下げられ、それに伴い選挙権は、18歳の高校生にも与えられました。
そこで、高校生への主権者教育の重要性がクローズアップされ、高校生にも多様化する社会を見つめ、問題を発見し、それを解決するための力を育てることが重要となりました。
砥部分校は、「すべての人のために」というデザインの考え方を大切にしています。そこで、様々な社会問題に目を向け、問題解決のために仲間と話し合い、多くのアイデアを出し合って砥部分校生らしく、作品にすることにしました。
砥部分校では、例年一年生が遠足で砥部町を散策し、坂村真民記念館を訪れます。真民先生は、多くの作品を残していますが、作品の根底にあるものは、「生きる」ということであり、それはまた、人権という概念の基本であると考えます。
真民先生の詩に感銘を受けた生徒たちは、特に自分の心に響いた詩をテーマに、想像力を膨らませて、詩画にして表現しました。生徒たちは、作品作りを通して、真民先生の生きることの大切さを訴えたメッセージ、人権の大切さを感じ取ったのではないでしょうか。そして1月に行われた卒業制作展の中で詩画の作品を展示しました。
この秋に開催される砥部町の芸術文化フェスタでも作品を展示予定です。高校生の多様な感性と真民先生のあたたかな詩が合わさった作品となっていますので、ぜひ会場でご覧ください。そして、生徒たちが作品に込めた人権に関する想いにも触れてください。

問合せ：社会教育課社会教育係
【電話】962-5952