■No.51「熱中症の季節到来です!」
◇救急搬送された人の約2人に1人が高齢者です!
消防庁の報告によると、熱中症で救急搬送された人の約2人に1人が高齢者です。発生場所別にみると、約4割が住居で起きています。
◇高齢者に多い理由
・「暑い」と感じにくい
・のどの渇きを感じにくい
・汗をかきにくい
◇熱中症予防のための5つのポイント
〔ポイント1〕のどが渇かなくても水分補給
・のどの渇きが起こらなくても、早め早めに水分補給
・水分の多い夏野菜や果物、味噌汁やゼリーなどの食事からも水分補給が可能です
・起床時や就寝前、入浴前後の水分補給も忘れずに
〔ポイント2〕部屋の温度と湿度をこまめにチェック
・温度28度、湿度は70%より低くなるように調節する
・温度や湿度が高いときはエアコンを積極的に使い、扇風機やサーキュレーターで空気を循環させる
〔ポイント3〕日差しを避けて外出
・日傘や帽子で日よけをする
・外での作業は早朝など涼しい時間帯に行う
〔ポイント4〕熱くなる前に運動で暑さに負けない体に
・1日1回汗をかく運動
・日常生活の中で汗をかくことで、体を暑さにならすことができます
〔ポイント5〕暑さ指数(WBGT)のチェック
・暑さ指数(Wet Bulb Globe Temperature:WBGT)とは、気温、湿度、輻射熱から計算される熱中症の危険度を示す指標です。テレビやラジオなどで、熱中症警戒アラートという言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。これは熱中症の危険性が極めて高いと予想されたときに注意を呼びかける情報です。暑さ指数33を超えると「熱中症警戒アラート」が、暑さ指数35を超えると「熱中症特別警戒アラート」が発表されます。これらが出た日には、日中の外出を控えるなどの注意が必要です。LINEやメール配信でも暑さ指数のチェックができます。
・LINE公式アカウント「環境省」
アカウント名:環境省
LINEID:kankyo_jpn
・熱中症警戒アラート等メール配信サービス
※2次元コードは本紙参照
問合せ:保健介護課 保健係
【電話】内線3112~3116
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