《特集》11月11日「介護の日」あなたに寄り添う介護相談員

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■11月11日「介護の日」いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう　あなたに寄り添う介護相談員
高齢者人口が増加する中で、介護保険サービスに関するトラブルも増えています。そこで刈谷市では市内の26施設に介護相談員を派遣しています。介護相談員は施設を定期的に訪問し、利用者の声を聞くことなどで問題の早期発見に努めています。本特集では、利用者と施設の橋渡しを担う介護相談員の活動を紹介します。

◇介護相談員とは…
介護サービス施設に訪問し、利用者の疑問や不満、不安を聞き、問題の改善や介護サービスの質の向上につながるよう、施設や市に情報提供などをする人です。ふさわしい人格と熱意を持っていると認められ、養成研修を受けた人がなることができます。刈谷市では12人の介護相談員が2人1組で施設に訪問しています。

■介護相談員活動に関わる人にインタビュー
◆介護相談員歴7年　藤井さん
「一人一人に寄り添ったコミュニケーションを大事に」

▽訪問時に意識していることはどんなことですか?
認知症の方だと意思疎通が難しい場面もありますが、その方に合ったコミュニケーションの取り方を模索することが重要だと感じています。訪問するときは、施設の中に入らないと分からない雰囲気や環境を見ています。スタッフの方の雰囲気や利用している方の表情、施設の清潔さを見て、安心して過ごせる施設かを確認しています。

◇活動していて感じることはどんなことですか?
自分が話を聞くことで、利用している方が笑顔になってくださると、こちらも元気をもらえます。

◆介護相談員歴4年　水野さん
「より快適に過ごせるようお手伝い」

▽訪問時に意識していることはどんなことですか?
施設の中で快適に過ごせるようにさまざまな話を伺います。一人一人時間をかけて話を聞くことで、利用している方にとっても、良い刺激になればいいなと思います。

▽施設を訪問して感じることはどんなことですか?
スタッフの方はいつも笑顔で利用している方に接していて、報告書の施設からのコメントに「ご指摘もお待ちしています」と記載されるなど、どの施設でもより良いサービスを提供したいという思いを感じます。

◆グループホーム百々刈谷　管理者　酒井さん
「介護相談員活動で生まれる笑顔がスタッフの励みに」
▽介護相談員を受け入れて感じることはどんなことですか?
素晴らしい活動だと思います。介護相談員さんが定期的に訪問してくださることで、レクリエーション活動や利用している方とスタッフで作った季節の掲示物などを見て施設の様子を知ってもらえています。またスタッフの対応もよく見て、褒めてくださることが励みになっています。グループホームを利用している方が日頃の出来事などを介護相談員さんと楽しそうに話しているのを見ると、とてもうれしく思います。
利用している方だけでなく、スタッフや私自身も介護相談員活動の日を心待ちにしています。

介護相談員の訪問により介護サービスの質の向上などに効果があったという声が多く寄せられています。
利用者が安心して、より良いサービスの提供を受けられるよう、引き続き利用者の声を施設へ届けていきます。

◆介護の仕事に関心がある人へ
福祉・介護の職場を体験できます。
日時：2月までの3～5日間
申込み：2月28日(金)までに、申込用紙(協議会HPでダウンロード)を郵送または【FAX】052-212-5520で、県社会福祉協議会人材養成部(〒461-0011　名古屋市東区白壁1-50)へ。

問合せ：県社会福祉協議会人材養成部
【電話】052-212-5519

問合せ：長寿課
【電話】62-1013
【ID】1003436