◆ヤングケアラーとは
子ども・若者育成支援推進法において、家族の介護や日常生活上の世話を過度に行っている以下のような子どもや若者のことをいいます。
・障害や病気のある家族に代わり、家事をしている
・障害や病気のある家族や幼いきょうだいの身の回りの世話や看病をしている
・日本語が第一言語でない家族や障害のある家族のために通訳をしている
・家計を支えるために労働をしている
・アルコールやギャンブルなどの問題を抱える家族に対応している ほか
家族は手伝いのつもりで頼んでいても、子どもたちによる介護や日常生活上の世話がないと家庭が回らず責任を負っていたり、心や体に負荷がかかっていたりすると、子どもたちの将来への影響が心配されます。
◆子どもたちへの影響
・遊びや勉強、睡眠など健やかな成長や発達に必要な時間が確保できない
・就職準備などの時間が確保できず、自分の将来を考えることができないため自立が遅れる
■気になる子どもたちがいたら相談してください
ヤングケアラーの子どもたちは、他の家庭と比べることができないため、自分の置かれた状況が当たり前だと思ってしまい、家事などのために自分の健康や生活などに負担がかかっていると気付いていないことが多いです。
ヤングケアラーに気付いたら優しく声を掛けてみてください。家庭の状況を知られたくないと思う人もいます。気になることがあれば、本人とその家族の気持ちを尊重した上で、子育て推進課や学校の先生、ケアマネジャー、病院のスタッフなどに相談してください。
問合せ:子育て推進課
【電話】62-1061
【ID】1018833
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