■すべての市民が国籍等を問わず互いに理解し、尊重し合って創る「元気な多文化共生都市・はんだ」を目指して
国籍等の異なる様々な市民が暮らす半田市では、互いの違いや特徴を理解し、尊重しながら共生の意識を醸成するとともに、多様性を力とした元気な地域をつくるため、多文化共生プランを制定し、多文化共生を推進しています。すべての市民が多文化共生の意識を持ち、さらに元気なまちになるよう、みんなで一丸となって多文化共生を進めましょう。
◯1.半田市の外国籍市民状況
本市では12月1日現在、市の総人口約117,000人の約4%にあたる約4,800人の外国籍市民が暮らしており、直近の5年間で約800人が増加し、今後もさらに増えることが予想されています。
国籍別の割合でみると、約4割がブラジル国籍と一番多く、次いでベトナム、中国、フィリピンの順番となっています。
◎外国籍市民の国籍別の割合
◯2.多文化共生コーナー
外国籍市民の方が安心して暮らせるように、市役所3階の市民協働課窓口で「多文化共生コーナー」を開設し、多文化共生相談員やテレビ電話通訳による行政手続きのサポート等を行っています。また、日本人の方の地域の多文化共生に関するご相談等も随時受付けています。(8時30分~17時15分※水曜日のみ19時15分まで)
《多文化共生相談員(通訳)》
◎多文化共生コーナーの詳細
※詳細は広報紙4ページのQRコードをご覧ください
《テレビ電話通訳対応言語 ※16言語》
・英語
・中国語
・韓国語
・ポルトガル語
・スペイン語
・フィリピン語
・ベトナム語
・ネパール語
・タイ語
・ヒンディー語
・ミャンマー語
・インドネシア語
・マレーシア語
・フランス語
・ロシア語
・ウクライナ語
◯3.地域で広がる多文化共生の取組
外国籍市民との共生に向け、地域でも住民・団体が主体となって様々な活動が行われ、多文化共生の輪が次々と広まっています。みんなで「多文化共生」について考え、行動していきましょう!
(1)地域の防災訓練
「誰にとっても優しい避難所」を目標とする半田中学校避難所運営委員会が、外国籍市民が中心となって活動する団体を通じて、広く訓練への参加を呼びかけ、多くの外国籍市民も参加する防災訓練が実施されました。
(2)横川小学校区夏祭り
横川小学校区では、地域の日本人と外国籍市民の共生に繋がるよう、進行アナウンスが多言語で行われたり、外国の食事が楽しめる屋台がいくつか出店されたりするなど、多文化共生の視点を取り入れた新たな形での夏祭りが行われました。
(3)ベトナム月見会イベント
県営長根住宅に住むベトナム国籍の方々が地域の日本人住民との交流を深めるために、地元自治区の協力のもと自ら企画した、子どもの成長を願いベトナム伝統の食べ物や踊りを披露する月見会イベントが開催されました。
◯4.講座のお知らせ
《多文化災害ボランティア養成講座》
日本の自然災害や被災後の生活など防災の基本知識を学び、外国籍市民の方も、災害時に支援される人から支援できる人になりませんか。
日時:2月18日(日)12時~15時(昼食あり※非常食体験)
場所:瀧上工業雁宿ホール 視聴覚室・社会適応訓練室
対象:外国籍の方(日本人の方も参加可能です)
定員:30名(先着順)
料金:無料
申込み・問合わせ:2月16日(金)までに氏名・連絡先を電話またはメールで市民協働課へ
《多文化共生理解促進講座》
地域の外国籍市民と共生していくことの大切さやコミュニケーションツールである「やさしい日本語」の基礎などを、講座を通じて学ぶとともに、地域の多文化共生の中心を担う日本語教室を実際に見学するなど、地域や職場での外国籍市民との交流や理解へ繋げてみませんか。
日時:
・講座 1月21日(日)13時~15時
・活動見学 1月28日(日)10時~12時
場所:
・講座 市役所 大会議室
・活動見学 瀧上工業雁宿ホール 第1・2和室
定員:30名(先着順)
料金:無料
申込み・問合わせ:1月19日(金)までに氏名・連絡先を電話またはメールで市民協働課へ
◇やさしい日本語とは?
外国籍市民の方など日本語があまり得意ではない人に伝えるため、わかりやすい表現や言葉に言い換えた日本語のことです。
「やさしい」には、かんたんな言葉を表す「易しい」と、相手に配慮する「優しい」気持ちで話す、といった二つの意味がこめられています。
◎やさしい日本語の詳細
※詳細は広報紙5ページのQRコードをご覧ください
問合わせ:市民協働課
【電話】84-0609
【メール】s-kyodo@city.handa.lg.jp
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