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自治体の皆さまへ

防災安全通信 NO.89 災害時の避難に不安を抱えていませんか?

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愛知県南知多町

足が不自由なAさん
「津波が来ても一人で高いところまで避難できないなぁ」
障がいのあるお子さんがいるBさん
「うちの子は大きい地震でパニックになるかも私一人で避難場所まで連れていけるかしら」
親の介護をしているCさん
「私だけじゃ車イスの父を高台まで避難させられないわ」

このように、災害時の避難に不安を抱えている方のために、災害時避難行動要支援者支援制度を始めます!

■災害時避難行動要支援者支援制度
◆どんな制度?
以下の2段階で、災害時に地域の中で安否確認や避難行動への支援を受けられるよう体制を整備する制度です。
第1段階:名簿への登録
区長や民生委員などへ名簿を提供し、災害時に地域での安否確認等を行います。
第2段階:マイ避難プランの作成
ひとりひとりに対して作る計画で、「誰が」支援し、「どこに」、「どのような配慮で」避難するか記載し、災害時の避難支援や避難所での配慮に使用します。

◇マイ避難プランってなに?
個人の特性に応じた避難支援等を実施するための計画です。
ポイント(1)
近所にお住まいの方を「避難支援者」として登録し、災害時に避難の支援を誰が行うか事前に明確にします
ポイント(2)
本人に対して配慮すべきことについて、詳しく記載することで、避難のときや避難所生活での支援が円滑に行われるようにします
例えば…
・移動に介助が必要(杖・車いす)
・耳が聞こえづらく、大声で呼びかけて欲しい
・理解することが苦手なため、わかりやすい言葉で説明して欲しい
・認知症、不安になりやすい、こだわりが強い
など

◆対象者は?
※在宅で生活している以下の方です
・要介護3~5の認定を受けている方
・身体障害者手帳1、2級の第1種を所持している方(心臓、じん臓機能障害を除く)
・療育手帳A判定を所持している方
・精神障害者保健福祉手帳1、2級を所持している単身世帯の方
・難病患者のうち、半田保健所が支援が必要と認めた方
・乳児および妊産婦
・その他、自力での避難行動が困難で、支援が必要と認められる方

◆支援の例
近所の方たち(避難支援者)
「一緒に避難しましょう!」
「荷物は持つのでお子さんを安心させてください」
「車イス押しますよ!」
↓ 災害時に避難の支援
Aさん Bさん Cさん

■下記に当てはまる方には、支援希望調査書(黄緑色の封筒)が届きます(9月中旬予定)
封筒の中をよく確認し、支援を希望する・希望しないを記入の上、全員必ず返信していただくようお願いします。

◆案内が届く方
在宅で生活し、以下のいずれかに該当する方
・要介護3~5の認定を受けている方
・身体障害者手帳1、2級の第1種を所持している方(心臓、じん臓機能障害を除く)
・療育手帳A判定を所持している方
・精神障害者保健福祉手帳1、2級を所持している単身世帯の方

◆支援を希望する方へ
・この制度は、災害時に地域や近所の方が助けてくれることを保証するものではありません。
・「自分の身は自分で守る」ことが大前提ですので、自身の防災対策の見直しをお願いします。
・普段から地域や近所の方との繋がりを積極的に保つようにしてください。
・名簿やマイ避難プランの記載の情報は個人情報ですが、区長や民生委員など、関係者に平常時から提供することに同意をしていただくことになります。

■住民の皆さまへのお願い
“まちと命を守る”ため地域の皆さまの力が必要です支援を希望される方が「マイ避難プラン」を作成するにあたり、近所にお住まいの方を「避難支援者」として登録することとなります。避難の支援および登録の依頼がありましたら、可能な限りご協力いただくようお願いします。

※マイ避難プランに避難支援者として登録された場合でも、災害時はご自身やご自身の家族の安全確保が最優先であり、支援について法的な義務や責任を負うものではありません。

制度や申請方法などの詳細は町公式ホームページでご確認お願いします

問合せ:
ふくし課【電話】内線136
防災交通課【電話】内線223
【HP番号】1004865

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