■子育て世帯を支援 多文化子育てサロン
こどもを産み育てる外国人が増加傾向にある中で、保護者に孤独や不安を感じることなく、安心して子育てしてもらえるよう、日本人の親子との交流の中で、子育てに関する情報やこどもに言葉を教えるポイントなどを学びます。
■小学生の日本語学習を支援 クリアンサの会
開催日:月1回程度
場所:ミューいしがせ・北山公民館
料金:無料
Voice:分からないところは丁寧に教えてくれます。
石ケ瀬小3年生 パンデイユライアンさん
■中学・高校生の日本語学習を支援 地域多文化ネットWKY
開催日:
毎週(木)19:00~21:00
毎週(土)18:00~19:30
場所:北山公民館
料金:無料
Voice:いろいろな国籍の友達ができたし、成績も上がりました。
大府北中3年生 大谷尚珠さん
大府北中3年生 ボハラシリシティさん
○INTERVIEW 学習支援と居場所の提供でみんなをサポート
小学生の頃に日本語が分からないまま日本に来て、周りの人とも会話ができず、つらい経験をしました。みんなの気持ちが分かるので、力になれるならとボランティアを始めました。
WKYでは、一人一人の能力に合わせた学習支援と外国人が日本での生活になじむための支援を行っています。WKYに来て、話し相手が見つかり、その人にとっての居場所になれたらと思います。
講師 大学3年生 アバニラエマヌエルさん
■大人の日本語学習を支援 国際交流協会
開催日:毎週(日)10:00~12:00
場所:市役所
料金:1000円(入会金)
Voice:日本語能力試験のN2取得を目指して、勉強しています。
ユダエラシャさん
○INTERVIEW 国籍問わず、いろいろな人と仲良くなりたい
日本に来て一人だったので、友達を作るために参加しました。日本語の勉強はもちろんですが、定期的に開催されるイベントにも参加して、いろいろな人と交流しています。もっと市民の皆さんと仲良くなりたいので、こうして日本人の皆さんと会話ができる機会を提供してもらえるのは、とてもありがたいです。
参加者 アユリニさん
■学校での支援 学校生活をより良く過ごせる支援がたくさん
○日本語初期指導教室
基礎的な会話や文法の能力を早い段階で習得するため、講師を学校へ派遣し、集中的・専門的な日本語の基礎指導を行っています。
○日本語指導教室
日本語教室を設置し、教員による日本語習得の支援を行っています。日本語指導が必要なこどもが10人以上在籍する学校には、専任の教員を配置しています。
○日本語・母語指導員の派遣
ポルトガル語・スペイン語・中国語・タガログ語・インドネシア語などを母語とする日本語・母語指導員を学校へ派遣し、学校生活に適応できるよう支援しています。
■暮らしの支援 安心して暮らせるような支援がたくさん
○WEBでの外国語案内
生活に必要な行政情報を必要に応じて多言語に翻訳し、市ウェブサイトで提供しています。
○外国人総合窓口を設置
外国人の困り事を総合的に対応する外国人総合窓口「ウェルサポ」を文化スポーツ交流課に開設しています。
○コミュニケーションボードの活用
コミュニケーションボードを市役所などの窓口に配置するとともに、飲食店などでも活用するよう推進しています。
■コミュニケーションの支援 やさしい日本語を使ってみよう
やさしい日本語とは、外国人などにも分かるよう配慮して、簡単にした日本語のことです。
外国人市民の母語が多様化する中、より多くの方に情報を伝えるとともに、コミュニケーションを取る上での有効な手法の一つとして、やさしい日本語の普及啓発を進めています。
POINT:やさしい日本語のポイント はさみの法則
は…「はっきり言う」口をちゃんと開けて発音しましょう
さ…「さいごまで言う」文末まできちんと話しましょう
み…「みじかく言う」一文を短くして話しましょう
○INTERVIEW お互いを知ることから多文化共生を始めてみましょう
日本で暮らす外国人と日本人の間には、「言葉」「制度」「心」の3つの壁があると言われます。中でも心の壁は、外国人が日本で暮らしていく上で、誤解や偏見が生まれる大きな障壁になります。市民として共に暮らしているのに、国籍・文化・慣習などの違いを「分からないから」「私たちと違うから」と、距離を置くのは少し寂しいですよね。
多くの外国人や外国にルーツを持つ人々が市内で暮らし、さまざまな場面で活躍しています。3つの壁を解消することは簡単ではありませんが、まずは身近な問題である心の壁を解消するため、ぜひ皆さんも、お互いを知ることから始めて、確実な一歩につなげましょう。
文化スポーツ交流課 前田大輝
問合せ:文化スポーツ交流課
【電話】45-6266
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