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〔topic 5〕手話言語条例を制定しました

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愛知県安城市

本市では、「手話は言語である」との認識に基づき、「安城市手話言語条例」を制定し、令和6年4月1日に施行しました。

◆どうしてこの条例を作ったの?
主に手話を使う市民は、容易に社会参加することができず、相互理解の機会を得ることが困難であり、さらには手話の担い手不足等も懸念される状況です。
このような認識の下に、全ての市民が地域の一員として分かり合い、認め合いながら、支え合う地域共生社会を実現するため、この条例を制定しました。

○市の責務
・手話の普及や啓発を行います
・手話を使用しやすい環境整備を促進します
・手話の担い手の育成に取り組みます

○市民・事業者のみなさんの役割
・手話に対する理解を深めます
・主に手話を使う市民は、地域社会に参加し、手話に関する取組みに協力します
・事業者は、手話を使う従業員の就業環境の整備に努めます

○主な施策
・手話通訳者、要約筆記者の派遣
・市役所等への手話通訳者の設置
・小中学校等への出前講座
・手話奉仕員養成講座
・手話サークル等の紹介

◆手話以外にも、みんなの理解と協力で「できること」から
「耳が聞こえないイコール手話が使える」とは限りません。その人に合わせたコミュニケーション方法を使いましょう。
・手話
・筆談
・身振り
・読話(口の動きを読む)
・スマートフォン等(画面に表示する)
・情報は、目で見ても伝わるようにする。
・町内会の行事等に手話通訳者等の派遣を依頼する。
・診察に手話通訳者等が同伴することがあります。
・紙に書く、スマホの画面を見せる等、目で見てわかる方法で伝える。

■手話言語条例制定記念講演会「手話があたえてくれるもの」
手話によるポジティブな影響や、手話を介してどんなことが起こるのか等、誰もが手話に興味を持って楽しんでもらえる内容です。
講師:那須映里(えり)氏
手話エンターテイナー、役者、国際手話通訳として国際舞台で活動。2022年フジテレビ『silent』に出演。NHK『みんなの手話』等、各メディアにも出演中。
日時:9月7日(土)午後1時30分~3時
場所:アンフォーレホール
対象:市内在住・在勤・在学者
定員:180人(先着)
申込み:7月5日(金)午前9時から本紙QRコードで申込み

問合せ:障害福祉課
【電話】71-2225【FAX】74-6789

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