Kaomik+(カオミクプラス)～こまきSDGsあれこれページ～

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SDGsは、良いまちに向かうためのみちしるべ。市内のSDGsの取組を、SDGs取り組む方の「顔」が見える形でお届けします︕

今号のSDGs目標番号10
■vol+11.『伝統』とSDGs!
これまでの取組や考えを受け継ぎながらも、柔軟な発想で新しい価値を加え、さらに素敵なものとしていく。今回は、未来に向けて取り組む三者にお話をお伺いしました。

■100年前の気概を受け継ぎ、自分の道は自分で決める
〔愛知県立小牧高等学校〕
令和5年に創立100周年を迎えた県立小牧高等学校。今回は、100周年に関する取組を、教頭の藤原先生に伺いました。

◇100周年を迎え感じたことは︖
この一年、地元の方々からの当校に対する想いを聴くたびに、「小牧高校」という場所はかけがえのない場であることを感じました。100年前から、「剛毅朴訥」という気風を受け継ぎながらも、時代の変化に柔軟に対応してきた小牧高校の伝統を、次の100年につないでほしいですね。

◇どのような取組を行いましたか︖
生徒が活躍する記念事業として、知事や市長も参列する式典の司会やPRイベントの参加などに取り組んできました。実行委員として取組を主導してきた生徒たちは、皆自発的に手を上げて参加した子たちばかりです。こういった生徒の姿を見て、あらためて小牧高校生はできる︕と頼もしく感じました。

◇子どもたちに向けてのメッセージ
当校は「自分の道は自分で決める」をモットーとしています。今できないことに悲観的になる必要はありません。今はできないことにも挑戦し、努力して成長することで道は必ず開けていきます。当校以外の学生さんも、ぜひこのモットーを胸に、自分の道を切り開いてください。

■自分の目で見て、自分の頭で判断して、信念を持って!
〔株式会社セイコー〕
市内で車輛、航空機、建築、遊戯機器用金属製品の加工と施工を行っている株式会社セイコー。今回は、代表の村下さんにお話を伺いました。

◇一般のお客様向けのキャンプギアなども手掛けられているとお聞きしました。
鉄板や焚き火台などを製造·販売しています。当社はもともとBtoCには取り組んでいませんでしたが、ある時、端材を活用して一般のお客様向けの製品を製造·販売したところ好評を博したことがきっかけとなり、これらの取組を始めました。

◇販売をはじめられていかがでしたか︖
ユーチューバーの方や業界新聞の方も紹介してくださいました。この取組をきっかけに、製品はもちろん、当社のことも幅広い方に知ってもらえる機会が増え、BtoBの仕事にも生きています。
また、素敵な取組をしておられる他社とのコラボの実現など、わくわくする広がりも多々生まれました。

◇子どもたちに向けてのメッセージ
自分の目で見て、自分の頭で判断して、信念を持って取り組むこと。これを大切にしてほしいと思います。取り組めることはたくさんあります。ぜひ、挑戦をしてみてください。

■剣道を通して『心』を育てます!
〔特定非営利活動法人　森本剣道塾〕
市内各地域で剣道教室を開いている森本剣道塾。剣道を通じて、子どもたちの育成や居場所づくりといった社会貢献も目指しています。塾長の森本さんにインタビューしました。

◇剣道塾を始めたきっかけは︖
自衛官の教育をしていたときに、挨拶ができない、相手を思いやる気持ちがない人が多いと感じました。剣道は礼儀作法や生活に必要なさまざまなことが身につくため、剣道を通じて生活の基本や思いやる気持ちを子どもの時期から伝え、「心」を育みたいと始めました。

◇どこで活動していますか︖
市内にある中学校の剣道場や会館など12会場で稽古をしています。また、幼稚園や保育園でも、園児を対象に稽古をしています。
また、コミュニケーション能力の向上などを目的に、練習試合や大会、合宿なども開催しています。伝統文化である「剣道」を剣道界全体で守り広めていくため、特定非営利活動法人として活動しています。

◇子どもたちに向けてのメッセージ
剣道を通じて「自分で考えて行動」「思いやりの心」「強く逞しい心」を育みます。子どもも大人も一緒になって剣道を楽しみましょう︕

今回ご紹介した方々のもっと詳しいインタビュー内容や、Kaomikについては本紙またはPDF版に掲載の二次元コードよりご覧ください!

■「住み続けたい・働きたい」そんなまちの実現を目指してー
kaomik(カオミク)は、SDGsの視点から『こまきの人の魅力』を中高大学生に伝えるフリーマガジンです。
お互いを知り、つながることができるきっかけとなれるような素敵な情報を、小牧市内外を問わず広くお届けします。