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自治体の皆さまへ

〔特集〕いま、地震が起きても大丈夫!? ~改めて、地震災害への備えを~(2)

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愛知県小牧市 クリエイティブ・コモンズ

■発災時の行動
地震が発生した後は、自分の命を守るため、適切な行動をとらなければなりません。しかし、被害を目の当たりにすると、瞬時に判断し、行動することは難しいです。発災後、パニックにならずに適切に判断するためには、事前の準備とシミュレーションが重要です。

◆「避難所」か「在宅避難」か?
▽自宅が無事なら「在宅避難」を
被災後、生活するにあたり自宅が無事であれば「在宅避難」をしましょう。
「在宅避難」をするためには備蓄食料や簡易トイレ等の生活必需品が必要となりますので備蓄しましょう。
生活に必要な備蓄品は最低でも3日分、できれば1週間分以上備えると良いです。
また、「在宅避難」の方も「避難所」で支援物資を受け取ることができます。
もし、「在宅避難」ができない場合は「避難所」へ行きましょう。
「在宅避難」をしていても、自宅の倒壊などの危険を感じたら、「避難所」などに避難してください。

◆避難の前にすべきこと
二次災害を防止するため、避難する前に自宅ですべきことを確認しておきましょう。

・空き巣や、火災の延焼を防ぐため家の戸締りを忘れない。
・忘れずに、ガス・水道の元栓を閉める。
・探しに来た人に無事を伝えられるように、玄関に「全員無事です」といったメモを貼る。
・壊れたり倒れた電化製品に通電して火災が発生することを防ぐため、電気のブレーカーを落とす。

◇感震ブレーカーの活用もご検討ください
感震ブレーカーは、地震の揺れを感知したときに、ブレーカーやコンセントなどの電気を自動的に止める器具です。
分電盤に取り付けるタイプやコンセントタイプ、簡易タイプなどがあるので、ご自宅の状況に合わせて設置できます。

■地震時の心得10ヶ条
(1)枕元に避難グッズ(厚手の靴下やスリッパ、懐中電灯など)を準備しておく。
(2)足元に注意。割れた窓や照明器具の破片に気を付ける。
(3)運転中に地震が起きたら、路肩に停車して、連絡先を見えるところに貼り、徒歩で避難する。
(4)スーパーやデパートでは、ショーケースなどの割れやすいものから離れる。
(5)海岸では、津波などの発生を想定して、安全な高台や避難地を目指す。
(6)狭い路地やブロック塀に注意。ブロック塀や自動販売機は転倒の恐れがある。
(7)地域ぐるみで協力し合って応急救援の体制を構築する。
(8)山崩れ、がけ崩れに注意。居住地の自然環境を把握して二次災害防止の心がけを。
(9)マイカーでの避難は危険なうえ緊急車両の障害になりえるため、避難は徒歩で行う。
(10)正しい情報を聞く。間違った情報に惑わされず、的確な行動をする。

問合先:防災危機管理課
【電話】76-1171

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