冬はノロウイルスによる感染症や食中毒が多発します。ノロウイルスは感染力が非常に強く、感染後24~48時間で嘔吐(おうと)・下痢を発症しますが、症状がなくても感染している可能性があります。アルコール消毒では効果が低く、汚物を適切に処理しないと、ホコリやチリと一緒に空気中に漂い、人に感染することがあります。
◆次のポイントに注意しましょう
・手洗いが非常に重要。特に、トイレの後や調理前は念入りに行い、共用のタオルは使用しない。
・ウイルスは、加熱により死滅するため、食品の中心部までしっかり火を通す(85℃~90℃、90秒以上)。
・調理器具やドアノブなどの消毒には塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)が有効
・感染している可能性のあるかたの吐物などを処理する際は、塩素系漂白剤が有効。ウイルスを飛散させないこと、周りを汚染させないことが重要
問合せ:
食中毒の問い合わせ 保健衛生課【電話】23-6068【FAX】23-6621
感染症の問い合わせ 保健予防課【電話】23-5082【FAX】23-6808
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