動物総合センターでは、飼い主の都合によりどうしても飼育ができなくなった犬猫や野外で生まれた子猫の引き取り、放浪している犬の保護をすると、しつけや治療を行ったりミルクを飲ませたりして新しい家族に譲渡しています。残念ながら、事故や病気などで野外で死んでしまったり、保護しても幼すぎて死んでしまうなど、不幸な命が絶えません。岡崎市は動物愛護寄付金を活用し、命ある動物を守り、人と動物が共生できるまちを目指します。
◆動物愛護寄付金って?
下の数字は、令和5年度に動物総合センターが保護した猫の数です。さらに、交通事故などにより野外で死亡していた猫の数は年間で294匹にもなります。
どんな猫も命ある動物です。大切な命を不幸な命にしないために、飼い主のいない猫がこれ以上増えないようにする必要があります。
岡崎市では飼い主のいない猫の避妊・去勢手術費用の補助や命ある動物の愛護と適正な飼育の関心を深めてもらうための活動に活用する「動物愛護寄付金」の募集を令和5年度から始めました。
▽岡崎市の猫の保護数(令和5年度)
12匹…道路などでケガをしていた
57匹…飼い主が飼えなくなった
102匹…迷子、捨て猫、野良猫の子ども
◆寄付金の使い道
みなさんからいただいた寄付金総額879,800円(令和6年3月31日時点)
寄付をしていただくかたに“どのように活用してほしいか”をお聞きし、動物愛護関連事業に活用させていただいています。
(1)飼い主のいない猫避妊・去勢手術事業補助金 79.3%
実績…オス22匹、メス29匹
(2)動物愛護の普及啓発にかかる費用 12.9%
(3)猫砂・ペットシーツなどのペット用品 7.8%
◇動物愛護講演会
飼う勇気と育てる勇気、愛はおのずとついてくる!
主催:岡崎市・岡崎市獣医師会
今年2月、みやぞんさんをお招きして動物愛護講演会を行いました。
◆飼い主のいない猫避妊・去勢手術事業補助金
市民のかたや市内の事業所、動物愛護団体、町総代さんであれば申請することができます。
飼い主のいない猫が繁殖しないことで糞尿被害も減り、生活環境も良くなります。
皆さんと一緒に、動物の大切な命を守り、人と動物が共生できるまちを目指します。
◆寄付金を募集しています。引き続き、皆さんのご協力をお願いいたします。
申込方法:申込書(市ホームページから入手可)を直接または郵送(〒444-0011欠町字大山田1番地)、ファクス、【Eメール】animo@city.okazaki.lg.jpで動物総合センターへ。
納入方法:現金、現金書留、納付書で納入していただけます。
詳しくは、市ホームページで。
なお、この寄付金は寄付金控除の対象です。
問合せ:動物総合センター
【電話】27-0402【FAX】27-0422
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