下水道が整備され、各家庭が下水道に接続すると、日常生活で使った水やし尿は、「汚水」として下水道管を流れ、下水処理場に集められて浄化された後、川に戻され海へと流れていきます。このように「汚水」が直接下水道管に流れることで、清潔で快適な生活環境が作られます。
下水道が使用できる区域は整備工事により広げています。今年度は、神野町、石仏町、大地町の各一部の整備工事を予定しています。
■下水道が使用できる区域になったら下水道への接続工事をしましょう
▽くみ取り便所の場合
3年以内に水洗トイレに改造し、下水道への接続工事(宅内の排水設備工事)をしなければなりません。
▽浄化槽の場合
速やかに下水道への接続工事を行いましょう。なお、この工事は市が指定した工事店でなければ行うことができません。
■一度にお金がかかるのはちょっと大変という人に
下水道の排水設備工事を行う場合に、資金の融資あっせん(利子は市が負担)を行っています。下水道を使用できるようになってから3年以内に行う接続工事が対象となり、一定の要件が必要です。
■雨水・浸水被害対策にご協力を
新たに下水道へ接続する際に不要となった既存の浄化槽を雨水貯留施設へ転用するときは、要件を満たすと補助制度が利用できますので、事前に問い合わせてください(工事後の申請はできません)。
■市ホームページを確認ください
当面の整備計画や指定工事店一覧、下水道の排水設備工事を行う場合の資金の融資あっせん要件等は、市ホームページで確認することができます。
■悪質な業者による下水道排水設備等の点検や清掃などの勧誘に注意!
宅地内の下水道排水設備等について、定期的に点検や清掃などをすることは大切ですが、法律上の義務があるような説明をして、点検や清掃を勧誘し、作業後に不当に高い費用を請求する悪質な業者には十分に注意してください。
■ルールを守って使用しましょう
下水道は皆さんの財産です。一人ひとりがルールを守らず使用すると、下水道管が詰まったり、下水道施設の寿命が縮まってしまいます。
下水道を使用するときは、次のことに注意して正しく使いましょう。
・水洗トイレでは、かたい紙、紙おむつ、布、タオル等を流さない。
・台所から残飯や食用油を流さない。
・ガソリンやシンナー等、揮発性の高い危険物を流さない。
・マスなどにゴミや砂などを入れない。
問合先:上下水道課下水道グループ
【電話】38-5815
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