■共に支え合い 健「幸」に暮らせるまちとこなめ
◆フレイル予防で元気に過ごしましょう!
いつまでも元気に活動し、家族や友人、地域の人たちとつながり、社会参加しながら毎日を送る。そんな高齢期を過ごすには「フレイル(虚弱)※」の予防・対策がカギとなります。
※筋力や心身の活力が低下した状態のこと
◆「指輪っかテスト」をやってみよう!
足の筋肉量を調べる「指輪っかテスト」では、ふくらはぎの筋肉の衰えを確認することができます。一定の筋肉量がある人は、イラストのようにふくらはぎを指で囲んでもすき間ができません。すき間ができる場合は筋肉が衰えている可能性があり、転倒や骨折のリスクが高くなります。
◇「指輪っかテスト」やり方
(1)椅子に座り、ひざを直角にして足の裏を地面につける
(2)親指と人差し指で「指輪っか」をつくり、利き足でないほうのふくらはぎの一番太い部分を力を入れずに囲む。
※詳細は本紙P.25をご覧ください。
◆フレイルを予防するためのポイント
フレイルを予防・改善するためには、「食生活・運動・社会参加・口腔ケア」の4つを意識して日常生活を見直すことが大切です。
(1)食生活 しっかり食べよう
筋肉の材料となるタンパク質が不足しないように、肉や魚、卵や乳製品、大豆製品などを積極的に食べましょう。
(2)運動 体を動かす習慣をつけましょう
散歩やテレビ体操など、日常生活に取り入れやすい運動をしましょう。
(3)社会参加 積極的に外出しましょう
買い物や散歩、知人との会合、地域の「通いの場」への参加など家から出る機会を作りましょう。1日1回は外出して社会とのかかわりをもちましょう。
(4)口腔ケア 清潔に保ち、口腔機能を保ちましょう
食後の歯磨きや義歯の清掃などをしっかり行い、口の中を清潔に保ちましょう。定期的に歯科健診を受けることも大切です。
年に1回の健診を受けることで、自分の健康状態が確認できます。75歳以上の人は後期高齢者健診の対象になります。後期高齢者健診は、病気の芽や持病の悪化を調べるだけでなく、質問票を用いて心身の機能についても調べています。今年度の健診を受けていない人は、市民病院で令和6年1月31日(水)まで受診できます。(申込期限は令和6年1月24日(水))
問合せ:健康推進課(保健センター内)
【電話】34-7000
【FAX】34-9470
<この記事についてアンケートにご協力ください。>