◆健康でいるためになぜ運動が必要?
運動している方は、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗しょう症などの病気になる確率や死亡率が低くなることが認められています。また、運動は心や生活の質の改善に効果があります。
さらに、歩くことなど日常生活における身体活動は寝たきりや死亡を減少させる効果があるといわれています。
介護の方面から見ると、介護が必要となった主な原因は、以下のグラフを見ていただくと分かるように、運動することで防げるものが多いです。
生活の中で身体の機能低下を感じる方はぜひ通所型サービスCの利用をきっかけに運動習慣をつけてみませんか。
▽要支援者の介護が必要となった要因
令和4年国民生活基礎調査の概要より
◆通所型サービスCとは
介護予防・生活支援サービス事業に位置づけられるものであり、歩行や食事摂取などの日常生活動作(ADL)および買い物などの生活行為(IADL)といった生活機能を改善するため、リハビリテーション専門職などの指導のもと短期間(6カ月)に集中して運動機能の向上を図る介護予防サービスです。利用対象者は、要支援認定を受けた方(要支援1、2)や65歳以上で基本チェックリスト(※)により生活機能の低下がみられる方です。
▽サービス利用までの流れ
※基本チェックリストとは
基本チェックリストとは、25項目の質問に「はい」「いいえ」で答えることで、日常生活に必要な機能が低下していないかを調べるものです。質問項目の一定の基準に該当した場合は、「事業対象者」となり、介護予防・生活支援サービス事業を利用することができます。
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