■広島研修
◆ヒロシマと原爆
弥富中学校 飯田(いいだ) ひまり
《原爆の恐ろしさ》
1945年8月6日8時15分。広島に一発の原子爆弾が投下され、その年の12月末までには、約14万人もの命が奪われた。原爆は、上空600mで爆発し、そのときの気温は4000℃に達した。(鉄の溶ける温度は1500℃)
《平和の灯》
写真の炎は「平和の灯」と呼ばれ、1964年8月1日に点火されて以来ずっと燃え続けている。「核兵器が地球上から姿を消す日まで燃やし続けよう。」
《原爆ドーム》
核兵器廃絶と人類の平和を求める誓いのシンボルとして世界遺産に登録されている。アメリカは原爆ドームを「HIROSHIMA PEACE MEMORIAL」(平和の思い出)と例えているが、全然平和ではない。アメリカが落とした理由は戦争を止めるため、アメリカの犠牲者を減らすためだが、結果的に日本の関係ない人々もたくさん亡くなった。
《平和とは…》
理不尽に命が奪われることがなく、誰もが安全に暮らせること。戦争がなく、それにより苦しむ人がいない世の中のこと。
《広島を通して》
広島研修では、普段はできない体験をすることができた。また、平和記念公園をはじめ、原爆ドーム、しげるちゃん弁当、被爆ピアノ講演会、資料館、この二日間で原爆の恐ろしさが身に染みた。そして、「絶対に繰り返してはいけない」という思いが今まで以上に強くなった。
◆広島レポート
弥富中学校 小塚(こづか) 愛真(えま)
《原爆と核分裂》
広島に投下された原爆は、「リトル・ボーイ」といい一瞬で多くの人々の命を奪いました。原子核は分裂します。それを核分裂といい、核分裂が起こると、放射線などのエネルギーが発生し、この核分裂がごく短い間に連続して起こると一瞬で非常に大きなエネルギーが発生します。この現象を兵器に利用したのが原子爆弾です。そして原爆で、14万人が死亡したと考えられています。
《爆風と熱線》
原爆の爆発の瞬間、爆発点は超高圧となり周りの空気が急激に膨張して街を爆風が襲いました。爆心地から半径2kmまでの地域では、ほとんどの木造の建物は壊され、鉄筋のコンクリート造の建物は崩壊を免れた場合でも窓や家具などは吹き飛ばされ、その後全て焼き尽くされ大きな被害が出ました。爆発した時の温度は、数百万度となり、空気中に発生した火球は一秒後には、直径400mを超える大きさになりました。約3.5km離れた人も火傷を負いました。
《広島研修を終えて》
私が思ったのは、人々が苦しみ過ぎていて悲しいことばかりで二日間通して見たものに笑顔はなくて、人の悲しい顔と、苦しみ嘆く絵ばかりで心がすごく痛かったです。なので研修が終わってもう二度と苦しむことがないように願います。
《私たちが考える「平和」とは》
たくさんの人が毎日笑顔で過ごせることとつまらないことでたくさん笑えることが私にとって平和で幸せなことだと思いました。
※写真は本紙5ページをご覧下さい
■十四山西部小学校
本校では、全校児童数が90人程度の小規模校です。そこで、少人数である特性を生かして、縦割り活動や異学年交流を行っています。昨年度行われた活動の中から、「遠足(1~3年生)」・「十西クリーン作戦(児童会企画)」・「ドッジボール大会(児童会企画)」について紹介します。
◆遠足(1~3年生)
1年生から3年生までの児童が徒歩で海南こどもの国へ出かけました。みんなで元気よく出かけ、思い切り体を動かし笑顔があふれました。3年生が1・2年生を気遣い、仲良く楽しい時間を過ごしました。他学年との絆をこれからも深められるとよいと思います。
◆十西クリーン作戦(児童会企画)
毎週水曜日は全校が縦割り班で屋外清掃を行っています。児童会企画でいつもの屋外清掃でどれだけたくさんの草が取れるのかを競いました。縦割り班のチームで力を合わせてゴミ袋をいっぱいにする様子が見られました。
◆ドッジボール大会(児童会企画)
児童会企画のドッジボール大会を全校での交流企画として行いました。1年生から6年生まで混合のチームを四つ作り、2試合行いました。1試合5分と短い時間ではありましたが、真剣に動いて、息があがっている子もいました。寒くなってきて、運動場に出ない子も増えてきましたが、運動する機会を設けられただけでなく、異学年との交流もでき、心も体もほんわりと温かくなる時間となりました。
■大藤小学校
歌声があふれる学校、子どもたちが丈夫で元気な学校を目指し、行事を行っています。学年に応じて自分の力を発揮することができました。
◆合唱発表会
令和4年度から始まった合唱発表会。全校合唱と学年合唱に取り組みました。各学年20人程度ですが、一人一人がしっかりと声を出すことができました。体育館いっぱいに子どもたちの声が響き渡りました。
◆校内持久走大会
11月中旬ごろから、校内持久走大会に向けて、ジョギングタイムという名のもと、5分間走りました。
また、体育の時間に練習しました。当日は、ゴール目指して必死に走る姿、そして、それを応援する姿がありました。
◆長なわ集会
ふれあい班(縦割り班)ごとに長なわに取り組みました。2時間目の休み時間に練習時間を設けました。子どもたちは、当日に向けて練習に励みました。本年度で2年目ということもあり、昨年度に比べて上手に跳ぶことができました。
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