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教育の広場

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愛知県弥富市

■広島研修

◆広島で学んだ戦争の恐ろしさ
弥富北中学校 加藤 万花奈(かとう まはな)

《被爆ピアノについて》
被爆ピアノは、原爆投下によって被爆したピアノです。被爆した当時は音が出ませんでしたが、修理され音が出るようになりました。現在では、全国各地でコンサートが行われ、原爆投下による戦争の被害について、ピアノ演奏を通して伝えています。私も実際に演奏を聴き、原爆が投下されたときから残っているピアノとは思えないほど綺麗な音色で、とても驚きました。また、その美しい音色からは、戦争で被害に遭われた方への鎮魂の思いを感じました。

《広島研修を終えて》
私は、広島研修に行く前には、原爆投下の影響や戦争の被害について、ほとんど知りませんでした。しかし、実際に広島に行き、いろいろなことを見たり聞いたりしたことで、たくさんの学びを得ることができました。特に、原爆ドームを訪れたときには、崩れた外壁や骨だけになった屋根を見て、原爆や戦争の恐ろしさを目の当たりにしました。戦争がこの状況を作ったという事実は忘れてはいけないと思いました。
今回、広島研修に行けたことで、今まであまり触れることのなかった「戦争」や「原爆」に対する意識を高めることができました。これからは、平和について考えながら、毎日を大切に生きていきたいと思います。

◆心で感じた広島研修
弥富北中学校 上田 凌大(うえだ りょうた)

《平和記念公園の見学》
私は平和記念公園の見学を通して、この公園全体で平和を祈り、次の世代や世界中に平和を訴える働きをしていると感じました。
特に、原爆ドームを間近で見たときには、原子爆弾の悲惨さや威力を身に染みて感じました。また、ボランティアガイドの方からは、「街が蒸発した」という表現で当時の様子について話を聞きました。自分の足で現地に行き、実際に目で見たり、直接お話を聞いたりすることの大切さを改めて感じました。

《広島研修を終えて》
広島研修を終え、とても勉強になったと感じました。事前学習として、「ピースあいち」を訪問したこともあり、広島研修での経験は自分の心に強く重く響きました。しかし、自分の心に刻むだけでなく、できる限り周りの人々に伝える「義務」を背負っていると考えるようになりました。戦争を経験した世代が減っていくこの時代において、広島研修で学んだ意味を考え、平和について伝えながら生活していきたいと思います。

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