■第2期東浦町いきいき健康プラン21[シリーズ14]
「健康でいきいきとした自分づくり家庭づくりまちづくり」
「たばこ・アルコール」
◆防ぎたいたばこの害
喫煙は、がんをはじめ、COPD(慢性閉塞性肺疾患)※や心疾患、脳血管疾患、歯周病など多くの病気と関係しており、予防できる最大の死亡原因であることが分かっています。令和3年度に「第2期東浦町いきいき健康プラン21」の中間評価が行われました。たばこに関する指標で「たばこを吸っている」と回答した人は11.3%でした。当初の13.6%より減少しているものの、目標値10%以下には及んでいない結果となりました。
※COPDとは…
たばこの煙などの有害物質を吸うことで、気管支が炎症を起こしたり、気管支の先にある肺胞が破壊されて呼吸がしにくくなったりする病気です。はじめは病気に気付きにくいですが、悪化すると、せき・たん・息切れが強くなり、日常生活に支障が出ます。毎年1万5,000人以上の方がCOPDで亡くなっています。治療の第一歩は禁煙です。禁煙をすることで、COPDの進行を緩やかにすることができます。
◆アルコールの影響
過度な飲酒が続くと、肝障害や膵すい炎、糖尿病、心疾患、高血圧、胃腸障害、がんなど体の問題が起こりやすくなるだけでなく、睡眠障害やうつ病といったこころの問題を招くおそれがあります。中間評価におけるアルコールに関する指標で「適正な飲酒量を知っている」と回答した人は37.7%と、当初の39.8%より減少した結果となりました。(目標値50%以上)
◇適切な飲酒量とは
1日の適正な飲酒量は、純アルコールで約20g程度です。ただし、女性、65歳以上の高齢者および少量の飲酒で顔が赤くなる方は成人男性と比べてアルコール代謝能力が低いため、より少ない量の飲酒が適当とされています。週に1~2日は休肝日をつくりましょう。
◇1日のお酒の適正量純アルコール20gの量
・5%のビールなら中びん1本(500ml)
・7%のチューハイなら1缶(350ml)
・25%の焼酎ならコップ2分の1杯(100ml)
・15%の日本酒なら1合(180ml)
・12%のワインならグラス2杯(200ml)
・43%のウイスキーならダブル1杯(60ml)
■〈一般介護予防教室〉いきいき100歳体操教室《健康ポイント・必須ポイント40ポイント》
体操教室で筋力や体力をつけ、いくつになっても元気でいきいきとした生活をおくりましょう!教室では理学療法士による運動指導、保健師の講話なども行います。
●こんな方におすすめ!
・膝や腰に痛みがあり、立って行う運動がつらい。
・若い頃と比べて、つまづくことが増えた。
・イスから立ち上がるとき、つい「よっこらしょ」と言ってしまう。
→あてはまる方は、筋力・体力が低下しているかもしれません。
●どんな体操?
イスに座った状態で手首・足首におもりをつけ、映像に合わせて行う体操です。重さが調整でき、動きもゆっくりしているため、初めてでも無理なく行うことができます。
●効果
・筋力がつきます。体が軽くなり、動くことも楽になります。
・バランスもよくなるので転倒しにくくなります。
とき:令和6年1月17日~3月6日
(毎週水曜日 全8回) 午前10時~11時30分
※事前測定を1月10日(水)午前中に行います。
対象:町内在住で65歳以上の方
定員:20名程度(先着順)※初めての方優先
受講料:無料
申込み:12月8日(金)から保健センターへ
◆ポイントマークがあるものを受診したり参加したりすると「東浦町いきいきマイレージ」のポイントを貯められます!
《健康ポイント・必須ポイント40ポイント》
《自己ポイント・参加ポイント2ポイント》
「毎月19日は食育の日」
問合せ:保健センター
【電話】83-9677【FAX】83-9678
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