このコーナーでは、みなさんの健康につながる情報を武豊町の保健師や管理栄養士がお届けします!
■本格的な冬に向けて今からできる体調管理
あっという間に秋が終わり、冬がやってきます。
今年の冬は、ラニーニャ現象が発生し、厳しい寒さになる予想です。みなさんの冬支度は整っていますか?
◆薄着で過ごす習慣が風邪をひきにくい体を作ります
徐々に下がってくる気温・外気に触れることで、皮膚の感覚器官が敏感になり、血管の収縮・拡張が繰り返され自律神経のバランスがよくなります。その結果、免疫力を高めることにつながります。また、寒暖の刺激を多く受けることで、皮膚や口腔・鼻腔の粘膜が鍛えられ、細菌やウイルスに対する防御機能が高まり、風邪をひきにくくなります。
◆「冷え」への対応は?
(1)朝食を食べること
起床時は最も体温が低い状態です。体温を上げるために、最も有効なのが朝食です。朝食を食べることにより、体温は急激に上昇し、夜間に向かって下がっていくという本来のリズムを刻むことが出来ます。朝食を食べられない日は、白湯を飲むだけでも「冷え」への対応につながります。
(2)体を温める食べ物があります
「旬の食べ物は、その季節に合った働きをする」という話は聞いたことがあると思います。寒い季節が旬の食べ物には体を温める効果があります。生姜、ねぎ、にんじん、ごぼう、小松菜、れんこん…。湯気の立つ暖かい食卓で、体もココロも温まりましょう。
◆運動も欠かせません
これからの夏は、「猛暑」が定番化するでしょう。暑さで活動量が低下してしまった分、秋~冬の季節にも運動習慣を身につけられるとよいですね。
(1)武豊中央公園の芝生広場を3周すると1km以上のウォーキングです
ウォーキングと言われると、「ペースは?」「週に何回やればいい?」等…気になり始めて結局動けないということになります。まずは外に出てみることから始めましょう。
(2)総合体育館を利用したことはありますか
ジムに行ってみたいけど、いきなり大丈夫かな?そんな時はぜひ総合体育館のトレーニング室の利用をお勧めします。初回は器具の取扱い等に関しての講習を受けることができ、安心です。
食事と運動で、体とココロを整えて、元気に冬を乗り切りましょう!
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