【令和5年9月定例会一般質問】
■石原資泰 公明党市議団
▽熱中症対策について
問:本市消防団員の空調服の活用状況はどうか。また着用するのに問題はあるか。
答:現在のところ空調服の導入はしていないが、今後、ルールを定めた上で作業や訓練時に着用することは特に問題ないものと考える。
▽AEDについて
問:AEDを使用する際のプライバシーの配慮として、胸部を覆うことができる三角巾をAEDに導入してはいかがか。
答:上半身を覆い隠すことによりプライバシーに配慮でき、止血や骨折などの処置、ぬれた体を拭くこともできるなど、非常に有効な手段と考えるので、市が管理するAEDについては、早急に準備を進める。
▽音声コード(ユニボイス)について
問:ユニボイスは視覚障害者に限らず、日本語の理解に乏しい外国人や高齢者など、幅広い方々への情報提供ツールに適していると思うが、導入に向けた市の見解はいかがか。
答:音声コードの導入自治体の事例をさらに詳細に調査するとともに、導入に向けた有効的な活用方法を検討する。
■大薮豊数 江南藤クラブ
▽市内祭事について
問:市内各地区で行われる盆踊り日程をホームページで公開してはどうか。
答:掲載に同意をしていただいた地区については日程などを掲載したい。
問:藤まつりと同時に行われる嫁見まつりに、華を添える形で子どもが未来の花嫁として嫁見まつりの前後を一緒に歩いてもらうのはどうか。
答:イベントの妨げにならなければ、子どもが和装で着飾って行列の後ろを一緒に歩くことは、特に問題はない。
▽学校体育館について
問:学校体育館に、エアコンが設置されていないが、避難所でもある観点から、エアコンを設置できないか。
答:文部科学省では、既存の体育館は断熱性能が低いため冷暖房効率が悪く、エアコン設備や光熱費のコストが高くなることから、体育館本体の建て替えや改修工事に併せ、断熱性能を確保した上で設置する必要があるとされており、課題が多く、現時点で具体的な計画はない。
▽適応指導教室について
問:近隣市町にも同様の施設があるが、利用人数を比較すると大きな隔たりがある。どのように考えているのか。
答:一人一人のニーズに応じた多様な学びの場、居場所の確保に努め、学べる環境の整備を進めていきたい。
■津田貴史 無会派
▽現在の冠水課題対策と総合治水計画
問:第3次江南市総合治水計画は策定から13年経過し、施設整備の必要な重点地区以外の地区でも道路冠水などの被害が発生しているが、これまでに重点地区の追加や見直しは行われているのか。
答:重点地区以外の複数カ所で道路冠水などの被害があることは認識しているが、追加や見直しは行っていない。
問:第3次江南市総合治水計画そのものの見直し、もしくは第4次江南市総合治水計画を策定する予定はあるのか。
答:内水浸水想定区域図により把握できる内水氾濫による被害状況も踏まえ、河川・排水路対策および浸水被害軽減対策などを含めた第4次江南市総合治水計画を策定していく。
問:都市計画法の住宅立地条件緩和エリアに次々に住宅が建築され、雨水の流出量が増大していく中、可能な浸水被害軽減対策はあるのか。
答:都市計画法に基づく開発行為の許可の際は雨水流出抑制が講じられる。また、市民が担う対策として雨水貯留浸透施設設置により浸水被害の軽減が図られるよう補助金制度の啓発に努める。
▽要望
第4次江南市総合治水計画策定の際は江南市総合治水計画の基本方針に立ち返り(道路冠水を含む)浸水被害の解消を目標とすることを要望する。
■野下達哉 公明党市議団
▽自転車ヘルメットの購入補助について問:自転車ヘルメット購入補助の対象年齢を全ての自転車利用者に拡大してほしいがどうか。答:県の補助制度を活用しているが、県では令和6年度の補助対象を全年齢に拡大の予算を検討している情報もある。県に合わせた補助事業を検討する。
▽子育て支援について
問:保育園の登降園管理システムの導入について、令和5年の6月議会で「保育士の事務的な業務に関して負担を軽減するツールと認識しており、導入に向けて検討する」との答弁をされたが、その後どのような検討がされたか。
答:早い段階での導入を検討しているが、財政的な負担も考慮し、国からの交付金の活用なども視野に入れながら、導入に向けて関係各課と協議を進めている。
▽教育行政について
問:学校施設のLED化についての状況と今後の計画はどうか。
答:令和2年度に校舎便所を、4年度に体育館アリーナのLED化を実施している。今後は、教室など校舎施設全体についても、温室効果ガス排出量の縮減および消費電力の抑制につながり、また、文部科学省の学校施設環境改善交付金の対象になるため、関係部署と協議しながら前向きに検討していく。
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