【令和5年12月定例会一般質問】
◆藤岡和俊 江南クラブ
▽国家戦略特区制度について
問:国家戦略特区の指定区域に県全域が指定されている。市は国家戦略特区を活用する考えはあるか。
答:工場敷地緑地面積率などの基準緩和メニューもあるため、曽本地区への企業誘致などに活用を考えていきたい。
▽中学生との意見交換会より
問:toko+toko=labo(布袋駅東複合公共施設)内の図書館には102席の学習室があるが、他の施設の学習室の配置状況はどうか。
答:市内には学習等供用施設や公民館、児童館の9施設に合計164席の学習室を設けている。市のホームページから「学習室」と検索すると学習室の一覧が確認できるので利用してほしい。
▽民間ホテルの誘致について
問:災害時の民間ホテルの利用について災害協定を結んでいる市があるが、この取り組みへの市の見解はどうか。
答:大規模災害が起きたときには指定避難所の他に受け入れ施設があることは有効であるため、他市の先進的な事例を参考に、今後民間ホテルができれば積極的に災害協定を締結していきたい。
▽他の質問項目
・気候変動について
・こども未来塾について
・流山市への視察より
◆大薮豊数 江南藤クラブ
▽一般質問などの答弁について
問:過去の私の質問に対して、「検討します」などの回答の後、検討した結果がどうなったのか、報告を求める手法を取り入れることはできないか。
答:議会からの要請などがあれば、必要な対応をしたい。
▽行政機構について
問:令和6年度、市の組織再編に併せて、室長や局長などの職名を市民に分かりやすく全て部長に統一しないか。
答:現在、全ての部長級職員の職名を部長に統一することは考えていない。
問:危機管理室長を水道部長と兼務させると、部長と部の職員が離れた場所での勤務となる。今まで通り都市整備部長と兼務させるのが良いのでは。
答:他部との所掌事務のバランスを図る必要がある。水道部がある下般若配水場には水道課長を置き業務体制を補完する。
問:都市整備部長は今まで兼務による支障はないと言った。それなら企画部長が兼務すれば良いがどうか。
答:今回の案で再編し、不都合が生じれば、今後見直しをしていく。
▽他の質問項目
・布袋駅付近鉄道高架下の開発について
・市内小・中学校の宿題廃止について
・銅像の寄贈について
◆岡地清仁 公明党市議団
▽地域行政の推進について
問:担い手の不足など多様な課題に直面し、活動を維持することに不安を抱える区・町内会もあるが、区・町内会の活動を持続可能なものとしていくため、市はどのようにアプローチしていくのか。
答:市から区・町内会へ依頼している業務は、施策ごとに負担軽減などを図るとともに、区・町内会内の課題解決に関するセミナーを継続して開催していく。障がい者が投票しやすい環境について
問:現在市のホームページからダウンロードできる「投票支援カード」に、想定される支援を追加することはできないか。
答:他の導入事例も参考にしながら、想定される支援について検討し、説明欄に「投票する際には意思表示が必要です」といった項目を加えるなど投票支援カードを改善する。
▽お囲い堤ロードの維持管理について
問:「フラワーパーク江南」や「すいとぴあ江南」でイベントが行われる時期は歩行者の通行量が多いので、安全で快適な通行が確保されるべきではないか。
答:当該道路は県道であり、管理する県に確認したところ、「イベントの実施などで多くの歩行者の通行が見込まれる場合は、その時期に合わせて除草するするよう努めていく」との回答であった。
◆伊藤吉弘 江南クラブ
▽消防(水防)団活動広報の取組について
問:消防団員は、火災や水害などの災害活動のほか、平常時にも、有事に備えての団員自らの訓練、消防車や機械器具の点検、地域の防火水槽の点検や草刈りなどの維持管理、火災予防運動期間や年末夜警の火災警戒、応急手当指導、地域の自主防災訓練指導、保育園や幼稚園での花火教室や防火教室、高齢者宅の防火診断、式典での消防団ラッパ隊吹奏、消防ふれあい広場などの催し物での火災予防啓発など、本当に多岐にわたり精力的に活動を行っているが、市民には、そうした活動があまり伝わっていないと思う。市民に対して、消防団活動への理解を深めるとともに、新入団員の加入促進につながる効果的な手法として、幅広くSNSを活用し、特に若い世代を中心に発信してはどうか。
答:消防団活動の外部への発信は、消防団員のモチベーションの向上や消防団員の加入促進にもつながる側面があると思うので、PR動画の作成やSNSでの広報の検討を含めて、効果的な方法を模索しながら進めていきたい。
▽他の質問項目
・高齢者・障害者タクシー料金助成拡充について
・住宅用火災警報器設置(取替)補助の推進について
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