【令和5年12月定例会一般質問】
◆牧野行洋 江南クラブ
▽布袋駅周辺のにぎわいと駐輪場について
問:布袋駅東駅前広場でのイベント開催時に、吹き流しを取り付ける脱着式ポールを設置することは、法的に可能か。
答:法的には可能と考えるが、ポールの構造、地下埋設物への支障の有無などの審査により、許可の可否を判断する。
問:布袋駅周辺の無料駐輪場廃止において、学生と高齢者への配慮は可能か。
答:新たに開業する民間駐輪場において、利用料金の割引を提案している。
▽布袋駅西交差点の安全対策について
問:布袋駅西側にある交差点の交通安全対策として、信号設置などは可能か。
答:道路の計画図面を作成した上で関係機関と協議を進め、まずは信号設置が可能となる道路形態などを定めていく。
▽ボランティア登録システムについて
問:学生を始めとする幅広い年代・属性の方にボランティア活動に参加してもらうためにも、LINEなどでボランティア情報の配信やマッチング支援などを行ってはどうか。
答:地域交流センターの委託事業者と導入に向けた協議を行う。
▽子育て支援の推進について
問:布袋ぽっぽ園の空き枠に対して、一時預かりサービスの利用は可能か。
答:園から相談があれば検討していく。
◆片山裕之 江南クラブ
▽無料駐輪場について
問:私は6月議会において、もし無料駐輪場が廃止になった場合、せめて学生は助成金を出すか無料にできないかとの要望を出したがその後の検討はどうか。
答:受益者負担の原則による公平性から考えると困難ではあるが、昨今の物価の高騰による影響を考え、新たに開業する民間駐輪場に学割など利用料金の減免ができないか提案している。
要望:民間の駐輪場が整備されることで、即刻、無料駐輪場を廃止するというやり方は周知する期間も少なく、あまりにも市民目線ではないやり方である。もっと市民の事を考えたやり方、手順で進めてほしい。
▽リサイクルステーションについて
問:布袋駅付近の高架下に令和6年4月開設予定の新たなリサイクルステーションの今後のスケジュールは。
答:年内に工事完了できる予定。試験的に令和6年2月の第1、第3日曜日に時間を限定して開設し、検証した上で、必要な対策を取る。正式な運用開始日は、4月7日(日)を予定している。
要望:場所の狭さ、駐車台数の少なさは心配しているところだが、車の渋滞によるトラブルもないよう、また、開設後には、将来的に収集品目が増やせるよう工夫や対策をお願いしたい。
◆土井 紫 江南クラブ
▽次世代とともに未来を築くために
問:部活動地域移行で、生徒がお金を気にして参加を諦めないよう、部活動バウチャーなど工夫してほしいがどうか。
答:費用は保護者負担を考えているが、何らかの支援が必要とも考えている。検討委員会の見解と併せて参考にする。
問:こども基本法が施行された今、こども・若者議会を市で設置する考えは。
答:設置予定はないが、こどもや若者の意見は積極的に取り入れていきたい。
▽公共交通と市の未来をひらくために
問:中学生から観光を促すレンタサイクル事業の提案があった。市の考えは。
答:拠点確保や整備費、運営費など課題があり、慎重に検討する必要がある。
問:いこまいCARは高額になっている上、こどもが使えず、チャイルドシートもない。公共交通の今後の展開は。
答:AIオンデマンドなど新たな交通の調査研究を進め、子育て世代、若者にも応えられるシステムの構築を目指す。
▽母子から親子へ、市の覚悟を問う
問:母子健康手帳に親子健康手帳と併記した意気込みに反し、市から父親への働きかけは少なく、適切な指導や支援が講じられていない。市の受け止めは。
答:ハッピーパパママ教室の充実、オンライン相談の普及など父親が積極的に育児参加できる環境づくりに努める。
◆三輪陽子 日本共産党江南市議員団
▽ラーケーションの日・県民の日学校ホリデーの見直しを
問:平日に休みを取得し、子どもと一緒に学び、活動できるラーケーションの日を既に取得した人数はどれくらいか。
答:11月末現在、小学校は687人、中学校は281人、合計968人で、取得率は約13%である。
問:テストや行事がしづらい、給食費返金の事務が大変、休めない子が辛い思いをするなどの声に対して、アンケートで検証する必要があるのではないか。
答:県が教職員、保護者、児童・生徒などに対して実施するアンケートに協力し、その検証結果を参考にしていく。
▽不登校児童・生徒の居場所づくりと支援の充実を
問:スクールカウンセラーなどに相談できる機会や時間が少ないので、増員などをする必要があると思うがどうか。
答:各学校から、増員などの要望を聞いているので、県教育委員会へ要望していく。また、市費対応の心の教室相談員の相談時間数の増加を検討していく。
問:民間のフリースクールなどに通った日数も出席に入れることが可能だが実施できているか。
答:一定条件を満たした上で校長の判断により出席扱いが可能となる。既に校長判断で出席扱いとして認めている。
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