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自治体の皆さまへ

〔連載コーナー〕ヘルシーナの健康応援ナビ

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愛知県田原市

■口(くち)は健康の入り口です
口の中を健康にすることは、全身の健康維持につながります。口の健康を保つためには唾液の量と質を維持することが重要です。

▼ご存じですか?「ドライマウス」
ドライマウスとは、唾液の分泌量が少なくなり、口の中が持続的に乾いている状態を指します。一般的に、女性ホルモンが減少すると唾液の分泌量も減少することから、特に中高年の女性に多く見られます。

▼唾液の分泌量が減少すると…
(1)口が汚れやすくなる
(2)むし歯や歯周病にかかりやすくなる
(3)口臭が強くなる
(4)味が感じにくくなる
(5)滑舌が悪くなる
(6)食べ物が飲み込みにくくなる
この他にも免疫力や治癒力にも影響すると言われていますので、注意が必要です。
また、口の乾燥は食べる・飲み込む・話すなどの機能が衰える重要なサインです。

▼ドライマウス自己診断
こんな症状はありませんか?
・日中、喉が渇くタイミングが早い口
・の中がネバネバする
・睡眠中に口の乾きで目が覚める
・話しづらい、食事がしづらい
・3カ月以上継続して、口や喉の乾きを感じている
・舌に痛みを感じる、または舌の表面が赤くツルツルしている
2つ以上当てはまったらドライマウスの可能性が高いです。
早めにかかりつけ歯科医にかかりましょう。

▼ドライマウスを予防しましょう
(1)こまめに水分補給をする
体全体の水分が減ると唾液の分泌が減少します。質の良い唾液を作り出すために水分補給をしましょう。
(2)よく噛んで食べる
噛み応えのある食材をよく噛んで食べ、唾液の分泌を促しましょう。
(3)口を清潔にする
清潔であれば唾液の分泌が促進され、自浄作用が活発になります。歯みがきと併せて、歯科医院での定期的なクリーニングを心掛けましょう。
(4)鼻で呼吸をする
常に口で呼吸をすると、口の中が乾燥しやすくなります。鼻で呼吸をすることで口の乾燥を少なくすることができます。
(5)リラックスできる環境をつくる
唾液の分泌は自律神経によって調節されます。リラックス状態を保ち、質の良い唾液で口を潤わせましょう。

いつまでも元気に過ごすため、ドライマウス予防に心掛けてみませんか?

■サラサラ唾液を分泌しよう大作戦!
サラサラな唾液は、質の良い唾液の証拠です。心地良いと思う強さで頬の外側から唾液腺マッサージをして口の中を潤わせましょう。
(1)耳下腺マッサージ
指数本を耳の前(上の奥歯あたり)に当て、10回ほど円をかくようにマッサージする。
(2)舌下腺マッサージ
顎の中心あたりの柔らかい部分に両手の親指をそろえて当て、10回ほど上方向にゆっくりと押し当てる。
(3)顎下腺マッサージ
顎のラインの内側のくぼみの部分3~4カ所を順に押していく。目安は各ポイントを5回ほど押す。

舌回しトレーニングも効果的です☆

問い合わせ:健康課
市役所内【電話】23-3515
あつみライフランド【電話】33-0386

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