■救急車を上手に使いましょう ~救急車 必要なのは どんな時~
救急車は限りある資源です。尊い命を救うために、救急車の適時・適切な利用をお願いします。
救急車を呼ぶときの番号は「119番」です。
▼救急車を呼ぶ前に考えよう
▼こんな時は すぐに119番‼
・意識がない(返事がない)
・呼吸がない、呼吸が弱い
・痙攣が止まらない
・突然の顔や手足のしびれ
・突然の激しい頭痛や腹痛
・嘔吐や下血がある
・冷や汗を伴う強い吐き気
・締め付けられるような胸の痛み
・突然上手に話せなくなる
・広範囲のやけど、大量の出血
◎その他、いつもと違う場合、様子がおかしい場合
■救急医療の受診について
症状に緊急性がなくても「交通手段がない」「どこの病院に行けばよいかわからない」「便利だから」「困っているから」と救急車を呼ぶ人がいます。また、「平日休めない」や「日中は用事がある」、「明日は仕事」などの理由で、救急外来を、夜間や休日に受診する人もいます。
救急車や救急医療は限りある資源です。
いざというときの皆さん自身の安心のために、救急医療の受診について考えてみませんか。
▼こうしたケースで救急車が呼ばれました 〜本当に必要か考えてみましょう〜
・蚊に刺されてかゆい。
・海水浴に行って、日焼けした足がヒリヒリする。
・紙で指先を切った。血は止まっているが…。
・病院でもらった薬がなくなった。
・今日入院予定日だから、病院に行きたい。
・ヘルパーを呼んだが来てくれなかったので、代わりに救急車を呼んだ。
・病院で長く待つのが面倒なので、救急車を呼んだ。
令和5年中の救急出動件数は過去最多となり、救急車の平均到着時間は10.3分といわれています。
心停止から1分ごとに、救命率は8〜10%下がります。
緊急性の高い傷病者のもとへ、救急車が迅速に到着できるよう、救急車の適時・適切な利用にご協力をお願いします。
■愛知県の救急医療ガイド情報
・救急医療情報センター(24時間対応)
【電話】0566-36-1133
症状にあわせた医療機関を探したいとき
・小児救急電話相談(毎日19時~翌朝8時まで)
【電話】#8000または【電話】052-962-9900
小児科医師・看護師がお子さんの症状に応じた適切な対処の仕方や受診できる病院等のアドバイスをします。
・総務省消防庁「Q助」案内サイト
「Q助」は、緊急度判定を支援し、医療機関や受診手段の情報を提供するアプリです。
救急窓口に相談できます
■衣浦東部広域連合消防局救命講習会 8月分
(1)上級救命講習(実技救命講習)
日時:8月24日(土)午前9時〜午後4時
場所:碧南消防署
定員:20人(先着順)
※事前にWeb講習(120分)の受講が必要です。
(2)普通救命講習I
日時:8月18日(日)午前9時〜正午
場所:安城消防署
定員:20人(先着順)
(3)普通救命講習III
日時:8月17日(土)午前9時〜正午
場所:高浜消防署
定員:12人(先着順)
内容:
上級救命講習……成人、小児、乳児および新生児の心肺蘇生法、傷病者管理、外傷の応急手当、搬送法などを行います。
普通救命講習I…心肺蘇生法(気道確保、人工呼吸、胸骨圧迫)、AEDの使用法、止血法などを行います。
普通救命講習III…小児・乳児・新生児の心肺蘇生法、ひきつけ、のどに異物が詰まった時の処置などを行います。
申込み:8月5日(月)の午前10時から救急係(1)碧南消防署(【電話】41-2625)(2)安城消防署(【電話】75-2494)(3)高浜消防署(【電話】52-1192)へ。
※講習時間は、受講者数および講習の進捗度等により短縮する場合があります。
※救命講習会を団体で受講される人は、最寄りの消防署へお問い合わせください。
※開催状況は、ホームページをご確認ください。
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