■国民健康保険税率の改正内容
国民健康保険(以後、国保)の歳入不足を補うため、令和6年4月1日より国保の税率等を以下のように改正しますので、ご理解いただきますようお願いいたします。なお、税額の通知は7月(7月以降に加入された方は算定後)に送付されます当初納税通知書にてご確認ください。
■令和6年度 国保税率
( )内は令和5年度の税率・金額・限度額
■改正の経緯
国保とは、病気やけがをした場合に安心して医療を受けることができるよう、加入者が保険税を納め、医療費の負担を支え合う、助け合いの制度です。
近年、本町の国保被保険者数は減少していますが、1人当たり保険給付費(医療費)は増加し、国保の財政運営は厳しくなっています。
今後も被保険者数の減少、高齢化、医療費の増加傾向等は変わらないと判断し、令和6年度の税率を改定いたしました。
◇国民健康保険の被保険者数と保険給付費の推移
■年間保険税額の変化のシミュレーション
●40歳以上夫婦、小学生以上の子ども2人
※妻・子どもに所得なし
●65歳以上夫婦2人世帯
※夫は年金収入のみ、妻は基礎年金のみのため所得なし
~今後の保険税を抑えるためのお願い~
国保財政の健全化のためには、歳出の大半を占める医療費を抑制する必要があります。みなさんが健康であることが、最大の歳出抑制につながります。病気の早期発見・治療、あるいは生活習慣病の予防、改善のため特定健診や特定保健指導、がん検診などの各種健診の受診や日頃の健康づくりを心がけましょう。
また、ジェネリック医薬品(後発医薬品)の効果的な利用や薬の飲み残しのご確認、「お薬手帳」の適正な活用(同様の効果の薬の重複処方を避けるために、複数持っている人は一つにまとめる、受診の際には必ず持っていく等)もお願いします。
■軽減判定金額の変更
~マイナ保険証をご利用ください~
マイナ保険証をご利用いただくことでメリットが3つあります。
(1)医療費を20円節約できる
紙の保険証よりも、みなさんの保険税で賄われている医療費を20円節約でき、自己負担も低くなります。
(2)より良い医療を受けることができる
過去のお薬情報や健康診断の結果を見られるようになるため、身体の状態や他の病気を推測して治療に役立てることができます。また、お薬の飲み合わせや分量を調整してもらうこともできます。
(3)手続きなしで高額医療の限度額を超える支払いを免除
限度額適用認定証等がなくても、高額療養費制度における限度額を超える支払いが免除されます。
問合せ:住民課
【電話】内線257
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