■新規就農サポートチーム
一丸となって支援します!
○農務課(サポートチーム事務局)
新たに就農を考えている方を対象に、専門の知識を持った相談員が個別に相談に応じる「新規就農希望者相談窓口」を設置しています。また、各種支援制度や二次相談先の案内も行っています。相談先に悩んでいる方は、お問い合わせください。
問合せ:【電話】0533-89-2138
○県農業改良普及課
栽培品目や営農地が決まった就農希望者に、就農実現性の確認や就農までのスケジュールの相談、農業経営に関する収支計画の作成支援を行っています。また、栽培品目に応じた普及指導員が在籍しており、栽培指導を受けることができます。
問合せ:【電話】0532-35-6550
○農業委員会
農地の売買や賃借に関する窓口です。手続きの案内の他、買いたい・借りたい農地を探している方に向けて、「農地情報バンク」を公開しています。また、各地区の農業委員などは、農地確保を円滑にするため、優良農地情報の相談にも応じています。
問合せ:【電話】0533-95-0262(農務課内事務局)
○ひまわり農業協同組合
化学肥料などを使用する栽培方法で農協への出荷を希望する方に、先進農業者のもとで研修を受けることができる「就農インターン制度」を案内しています。制度の利用には要件がありますので、詳しいことは、営農企画課へお問い合わせください。
問合せ:営農企画課
【電話】0533-85-1234
■新規就農サポートチームを利用した就農研修中の方にお話を聞きました
◇情熱あふれるバラ農家となるために
浦野光市さん(24歳)
私は中学まで豊川市に住んでいましたが、県外の高校に進学するため地元を離れました。幼い頃から花に興味があり、特に一輪でも美しく咲くバラが大好きでした。「自分でバラを育てたら楽しそうだな」という漠然とした思いを持っていた中、地元の友人から「豊川はバラの出荷量が日本一」ということを聞きました。地元がバラの名産地ということに運命を感じ、バラ農家への思いが強くなりました。やりたいことが見つかるとすぐに行動を起こす性格なので、東京で勤めていた会社をすぐに退職。豊川市で就農に向け活動を始めました。
就農の仕方が分からなかった私は、まず農協へ相談に行きました。そこで就農インターン制度を紹介してもらい、現在はバラ農家で研修を受けています。
研修では、週に5日、収穫作業や農薬の散布などを教えてもらっています。農薬の散布は一本一本手作業で行うため大変ですが、きれいに咲いてほしいという思いで丁寧に行っています。研修先の皆さんは、農業のことを全く知らなかった自分にも分かりやすいように説明してくれます。農業の経験がないため、環境に慣れる難しさはありますが、全国各地に出荷できるバラ農家になれるよう、これからも情熱を持って取り組んでいきたいです。
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