・異なる医療機関から同じ効能の薬が処方されていませんか?
同じ効能の薬を飲みすぎると、副作用や体調不良の原因となるかもしれません。
・薬が余ってしまい困ったことはありませんか?
たくさんの薬が処方されると容量や用法が複雑になり、飲み忘れや飲み残しにつながることがあります。残薬は医療費の無駄遣いになります。
・ポリファーマシーについて聞いたことはありますか?
ポリファーマシーとは、たくさんの種類の薬を服用することにより、体に悪い影響を及ぼすことです。薬が6種類以上になると、副作用や薬害有害事象のリスクが高まるといわれています。
・ジェネリック医薬品を利用していますか?
ほとんどの場合、新薬に比べて価格が安いので医療費の節約につながります。ただし、すべての薬にジェネリック医薬品があるわけではありません。
・リフィル処方箋を知っていますか?
リフィル処方箋とは、同じ処方箋で最大3回まで繰り返し使用できる処方箋のことで、医師の診察を受けなくても薬局で薬を受け取ることができます。ただし、医師の判断などによりリフィル処方箋が使用できない場合もあります。
社会の高齢化や医療技術の進歩など、さまざまな理由で医療費は増加傾向となっています。医療費が増えると、家計が圧迫されるだけでなく、安定した保険医療の提供ができなくなります。薬と上手に付き合い、医療費の節約にご協力ください。
◆かかりつけ薬局を決めましょう
薬局では一人ひとりの処方歴などが記録されています。服薬情報をまとめることで、薬歴をしっかりと把握してもらえるので、市販薬も含めた適切なアドバイスが受けられ、ポリファーマシーを防ぐことができます。
◆お薬手帳は1つにまとめて活用しましょう
処方された薬の記録以外にも、副作用歴、アレルギーの有無、過去にかかった病気なども記入できるので便利です。
◆セルフメディケーションを心がけましょう
セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」です。適度な運動や定期的に健康診断を受けるなど、日ごろから健康を意識した生活をし、軽い不調などはOTC医薬品(市販薬)を使い様子を見ましょう。
問合せ:保険医療課国保係
【電話】0562-92-8366
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