【今月のPickUp地域】南信州地区
■よみがえった古墳時代の鎧 短甲(たんこう)
100年ほど前に飯田市内の古墳から発見され、飯田市考古博物館で収蔵していた2つの短甲が、修復を終えて展示に加わりました。短甲は今から約1600年前の古墳時代につくられた貴重な「よろい」で、長方形や三角形の鉄板を何十枚もつなぎ合わせてつくられています。高度な技術でつくられた短甲は、飯田が古墳時代に繁栄してていたことを今に伝える逸品です。
他にも、考古博物館では、旧石器時代から奈良・平安時代までの飯田の歴史を紹介しています。原始・古代から多くの人々が暮らし、交通の要衝としてユニークな文化が花開いた飯田ならではの貴重な出土品を、ぜひご覧ください。
▽飯田市考古博物館
開館時間:9:30~17:00(最終入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、 12/29(金)~1/3(水)
場所:長野県飯田市上郷別府2428-1
観覧料:大人200円、高校生150円、小・中学生100円
問合せ:文化財保護活用課(考古博物館)
(【電話】0265・53・3755)
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