「楽しみや生きがいをもって、健康に過ごしたい」という願いを叶えるために、健康づくりに取り組みましょう。
■塩分のとりすぎに注意しましょう
令和5年度の集団健診で、「1日にどれくらい塩分を摂取しているか」を調べたところ、佐渡市は、男女ともに塩分をとりすぎている方が多いことが分かりました。
薄味のつもりだったのに、こんなに塩分をとっているなんて…!
■〝塩分が多い食事〟は、危険な病気の引き金になります
塩分をとりすぎる
↓
血液中の塩分の割合が増える
↓
薄めるために水分が欲しくなる
↓
血液の量が増える
↓
血液の循環のため心臓に高い圧力がかかる
◇心臓への負担が増すと…
狭心症や心肥大、心不全などの命に関わる病気になるリスクが高まります。
さらに血管への負担が増すと、脳卒中や腎不全などの病気になるリスクも高まります。
気をつけなきゃ…
■〝適塩〟で美味しく健康に
塩分は〝とりすぎに注意〟ですが、気にするあまり“全くとらない”というのも望ましくありません。
食事を作るときや食べるときなどにできる〝適塩〟のための工夫をご紹介します。
◇選び方
・食品の栄養成分表示を確認する。
・「減塩」「塩分○%カット」の調味料を選ぶ。
◇作り方
・だしや香辛料、酸味、香味野菜を活用する。
・みそ汁は具だくさんにする。
◇食べ方
・調味料は「かける」ではなく「つける」
・麺類のスープは飲み干さずに残す。
野菜や果物に含まれる「カリウム」は、塩分を体外に排出する作用があります。
※治療中の方は主治医の指示を守りましょう。
■健康は〝全ての土台〟生活習慣を見直してみませんか
佐渡市では、“佐渡で一緒にずっと笑顔で住みたいな”という想いを込めて、
「みんなですすめる食と運動+こころのあったか大作戦~SIZES(サイズエス)~」に取り組んでいます。
◇働き盛り世代 SIZES 5か条
1. 1日1回は心と体の休息の時間をもとう。
2. 量とバランスを考えて、腹八分目を心がけよう。
3. 毎日10分大股で歩こう。
4. 毎年健診を受けて自分の体を知ろう。
5. 地域の人とのつながりを大切にしよう。
※健幸さど21計画では、おおむね19歳から64歳までを「働き盛り世代」といいます。
■令和6年度健(検)診希望調査を行います
2月中旬頃に、各世帯に「健(検)診調査票」を送付します。各健(検)診の受診希望の有無を記入し、期日までにご提出ください。お申込みいただいた健(検)診の詳しいお知らせは、5月頃に発送します。
調査票が自宅に届く→全員分記入する→提出する→お知らせが自宅に届く
お問い合わせ:
健康医療対策課【電話】63-3115
市民課保険年金係【電話】63-5112
<この記事についてアンケートにご協力ください。>