「じょうぶでおらんかさ」という願いを叶えるためみんなで健康づくりに取り組みましょう
■よい睡眠で心もからだも健康に
◆適切な睡眠とは
目安として、朝目覚めたときにしっかりと休まった感覚(休養感)があることが重要です。
◆最適な睡眠の目安
6時間以上を目安として睡眠時間を確保しましょう。
◇働き盛り世代(※)は、7時間前後の睡眠が生活習慣病やうつ病の発症、死亡に至るリスクが最も低いといわれています。
※市では、おおむね19~64歳までを「働き盛り世代」としています。
睡眠時間が6時間未満の方や不眠の方は健康へのリスクが増加します。
・死亡 1.12倍
・2型糖尿病 1.37倍
・うつ病 2.27倍
・認知症 1.68倍
◇活躍盛り世代(※)では、寝床に入っている時間が8時間以上にならないことを目安にしましょう。
※市では、おおむね65歳以上を「活躍盛り世代」としています。
~休養感のある睡眠のために~
・日中は活動的に過ごし、昼と夜のメリハリをつける。
・寝床での長居、昼寝はなるべく避ける。
■睡眠で休養が十分にとれていますか?
睡眠でしっかりと休まった感覚(休養感)は適切な睡眠の目安ですが、佐渡市特定健診・健康診査の問診の結果から、睡眠による休養が十分とれていない人の割合は2割程度であり、年々増えている状況です。
■睡眠による休養感を高める3つのポイント
ポイント1 日中の運動・身体活動を増やそう!
日中に体を動かし、適度な疲労を感じることで寝つきがよくなり、睡眠の質が高まります。重要なのは「運動の習慣化」です。
ポイント2 就寝前にはリラックスし、嗜好品のとりすぎに注意しよう!
・寝る直前の食事は控える。
・スマートフォンやパソコンの使用を控える。
・夕方以降はカフェインを控える。
・飲酒や喫煙をしない。
ポイント3 寝室の環境を整えよう!
光、温度、音に配慮した快適な睡眠環境を整えましょう。
■気づいてください こころとからだのサイン
なかなか寝付けない、寝ていても途中で目が覚めてしまうなどの不眠の症状は誰にでも起こりえます。
・不眠の症状が週の半分以上にみられる。
・日中の眠気、集中力の低下、気分の落ち込みが生じる。
↓
日常生活に支障を伴う状態が続く。
↓
不眠症の可能性(うつ病、不安症などが隠れている場合もある)
2週間以上続く不眠などの症状はこころの危険信号、うつ病の可能性もあります。
心配な場合は、早めに専門機関へご相談ください。身近な人の様子がいつもと違ったら、声をかけ、話をききましょう。相談窓口があることを伝え、相談を勧めてください。まずはご家族の方だけでの相談も可能です。
◇~こころの健康を支援する相談窓口~
・佐渡市役所健康医療対策課【電話】63-3115
社会福祉課総合福祉相談センター【電話】63-3127
子ども若者課子ども若者相談センター【電話】58-8077
・佐渡保健所【電話】74-3407
・新潟いのちの電話【電話】025-288-4343
・新潟県こころの相談ダイヤル【電話】0570-783-025
お問い合わせ:健康医療対策課
【電話】63-3115
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