・太陽光発電を活用した再生可能エネルギー100%のEV充電設備
・竹の新たな活用に向けた竹チップ舗装─が完成しました。
■SDGs未来都市と自治体SDGsモデル事業の推進
◇「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業の推進」
国では地方創生SDGsの達成に向け、優れたSDGsの取り組みを提案する自治体の中でも、特に経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い地方自治体を「SDGs未来都市」として選定しています。その中でも特に優れた先導的な取り組みを「自治体SDGsモデル事業」として支援し、成功事例の普及を促進しています。
※佐渡市は2022年に「SDGs未来都市」、2023年に「自治体SDGsモデル事業」に選定されました。
■佐渡市の自治体SDGsモデル事業とは
◇「エネルギー×防災×観光」のモデルづくり
産学官の多様な主体が活動する西三川エリアは、EVの充電スポット空白地帯であり、大雪に伴う倒竹による停電や集落孤立のリスクを抱えています。環境・社会・経済の三側面の課題解決に向け、産学官の連携により、太陽光発電によるEV充電設備の整備や未整備竹の活用、EVの充電時間を活用した観光促進を行い、エネルギー×防災×観光のモデルづくりを目指しています。
■モデル事業実施場所
住所:佐渡市西三川1333-1 旧真野多目的広場
※詳しくは本紙をご覧ください。
(1)どなたでも無料でご利用いただける太陽光発電を活用したEV充電と、災害時における蓄電池による電力供給スポット整備
太陽光発電を活用した再生可能エネルギー100%のEV充電設備を設置しました。太陽光発電の電力は(1)EVの充電、(2)災害時に市民にご利用いただける電力供給スポット(キンちゃん本舗、尾畑酒造学校蔵)での活用を行います。
※詳しくは本紙をご覧ください。
(2)竹の新たな活用に向けた竹チップ舗装
令和4年12月の大雪で、倒竹による市道除雪の支障や停電が発生しました。竹を資源として活用する機会が減り、未整備の竹林が増えたことが倒竹の一因であることから、竹の新たな活用として、キンちゃん本舗のご協力のもと竹チップ舗装を推進します。竹チップ舗装は、クッション性や耐久性に優れ、防草や耐熱効果もあります。
(3)EV充電時間を活用した観光促進
EVの充電時間を活用した観光促進を行います。充電設備の周辺には佐渡産の米粉クッキーやリンゴジュースが楽しめる店舗、廃校を活用した建物で日本酒製造体験やカフェが楽しめる酒蔵があります。さらには、電動コミューターでの周遊観光にも期待できます。
■今後の展望
モデル事業の成果や課題を踏まえ、他の場所でも展開していく予定です。ぜひ、太陽光発電を活用したEV充電ステーションや竹チップ舗装をご利用・ご見学にお越しください。
お問い合わせ:総合政策課政策推進係
【電話】63-3802
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