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〔特集〕南魚沼市中学生海外派遣研修事業

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新潟県南魚沼市

■中学生海外派遣事業とは
市では、市内在住の中学生が海外で多様な文化に触れ、人権や平和について学ぶと同時に、市の魅力などの情報を発信し、国際的な視野を持った次世代の人材として成長するための経験を培うことを目的に、海外へ派遣しています。新型コロナウイルス感染症の影響で、4年ぶりの実施となりました。
今回は、市内在住の中学3年生12人と、中学生海外派遣研修事業を中止していた令和2年度~4年度に参加資格があった高校生7人の計19人を、8月1日(火)~8日(火)の日程で、アメリカ合衆国ワシントンD.C.とニューヨークに派遣しました。
アメリカ合衆国への派遣研修事業は、市出身でニューヨーク新潟県人会会長大坪賢次さんの多大なご尽力により実現しました。

◇研修行程

現地ではさまざまな施設を見学してアメリカの文化や歴史を学んだほか、在ニューヨーク総領事館の森美樹夫総領事・大使や、国際連合日本政府代表部の石兼公博大使と面会し、世界平和や外交の重要性について学びました。
また、ニューヨーク新潟県人会メンバーの協力のもとホームステイを行い、ホストファミリーと過ごすなど、充実した研修となりました。

■海外派遣研修事業を終えて 学び、そして夢に向かって~報告会より~
9月10日(日)、南魚沼市役所で、派遣生が研修の中で印象に残った写真を映しながら報告発表を行いました。報告会では発表の内容に対し、ほかの派遣生や来場した保護者などがスマートフォンを使って感想を入力し、その場でスクリーンに映して共有しました。派遣生たちの発表と感想の一部を紹介します。
※詳しくは、本紙またはPDF版を参照してください。

◇報告会来場者の感想より
・アメリカを訪れて知った、文化や宗教の違いなどの多様性を受け入れているアメリカの様子から、日本のこれからについて自分の意見を述べていたのがすばらしかったです。
・自分の夢を見つめるいい海外派遣になりましたね。夢に向かって頑張ってください。
・生きている事のすばらしさ、テロの悲惨さ、悲しさなど、人の気持ちに寄り添ってたくさん学んできたんだなと泣きそうになりました。

報告内容は、ホストファミリーのみなさんと過ごした経験や、国際連合、総領事・大使表敬訪問、9.11メモリアルミュージアム、ワシントンでの大学訪問やリンカーン記念堂見学のことなど、十人十色の発表でした。
この研修の中で得たさまざまな気づきは、派遣生それぞれの人生に大きな影響を与えることでしょう。

問合せ:学校教育課
【電話】773・6700

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