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知っておきたい がんの予防方法

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新潟県南魚沼市

■誰でもがんになる可能性があります
現在、日本人の2人に1人は一生のうちに何らかの「がん」になるといわれており、男性は4人に1人、女性は6人に1人が「がん」で亡くなっています。がんはすべての人にとって身近な病気であり、正しい知識を身につけておくことが大切です。

がんで亡くなる部位の順位(令和4年)

出典:人口動態統計

■がんを防ぐためにできること
日本人のがん予防にとって重要な「禁煙」「節酒」「食生活」「身体活動」「適正体重の維持」の5つの改善可能な生活習慣に「感染」を加えた6つの要因を取り上げ、科学的根拠に根差した予防ガイドライン「日本人のためのがん予防法(5+1)」が提案されています。

◇「日本人のためのがん予防法(5+1)」
(出展…国立がん研究センター)
(1)禁煙する
・たばこは吸わない。
・他人のたばこの煙を避ける。
(2)節酒する
・1日の飲酒量は、日本酒(15%)なら1合まで、ビール(5%)なら500mlまで、焼酎(25%)なら0.6合までにする。
※女性と高齢者はこの半分まで()内はアルコール度数。
(3)食生活を見直す
・減塩する。
・野菜と果物をとる。
・熱い飲み物や食べ物は冷ましてからとる。
(4)身体を動かす
・16歳~64歳の人は、歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を1日60分行う。また、息がはずみ汗をかく程度の運動は1週間に60分行う。
・65歳以上の人は、強度を問わず、毎日40分程度の身体活動を行う。
(5)適正体重を維持する
・太りすぎ、やせすぎに注意する。
(6)感染症の検査を受ける
・肝炎ウイルス検査を受ける。
・該当する年齢の人は子宮頸がんワクチンの定期接種を受ける。

■定期的ながん検診が、あなたの生活を守ります
肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮頸がんは、かかる人や亡くなる人が多い一方で、定期的ながん検診によって死亡率を下げる効果があると確認されています。早期であれば、これらのがんは治せる可能性が非常に高く、治療による時間的な負担なども軽くすむことが多いです。
がん検診の目的は、がんを早期に発見し、診断や適切な治療に早期に結びつけ、がんによる死亡を防ぐことです。がん検診のメリットを得るためには、定期的にがん検診を受け、「要精密検査」となった場合には早めに受診することが大切です。

◇市の住民健診でお得にがん検診を受けることができます
市で行っているがん検診(11月まで実施)は、医療機関よりも、短時間で安く検査を受けることができます。詳しくは、住民健診カレンダーや市ウェブサイトをご確認ください。

問合せ:保健課
【電話】773・6811

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